hejsan個展

 芸術の秋。元シェレフテオ住人のヘイさんの「KOPPLA AV」と題した個展を見に行きました。個展が開かれているのは、慶応大学病院近くの住宅街の中にある「The Artcomplex Center of Tokyo」の2階です。
 ヘイさんの作品を一言でいえば、ビビットなカラーで曲線中心に描かれたシンプルな絵、それにスウェーデン語が添えられていること。子供が喜びそうな絵本の1ページのようにも見えます。展示が終わったばかりというタイミングにお邪魔しました。白い壁にヘイさんの作品が良く映えていました。白い壁とシンプルな作品のコントラストが北欧チックなのです。多くの作品のポストカードも販売しています。12月5日まで開催されているそうなので、お時間がある方はぜひどうぞ。1階にあるカフェにも寄りましたが、ベーグルとサンドイッチ、コーヒーも美味しかったですよ。
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 個展を見た後には、ちょうど時期も良さそうだったので、外苑のイチョウ並木にも立ち寄りました。黄葉も見ごろでしたが、人が多いのにはびっくりしました。いちょうまつりの期間中なんだとか。
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スウェーデン産マツタケの話題

 シェレフテオ近辺の松林でマツタケが取れる話は、3年前ころに何度か話題にしたところです(→、→、→、→、→)。このスウェーデン産のマツタケ、また今年も輸入されてデパートで売られたそうなのです。ここ数日、なぜかこのブログへのアクセス数が増えていたので検索してみたところ、19日の読売新聞などで報道されていたみたいです(→リンク)。
 ん~、なんか良い商売になりそうで簡単ではないマツタケ、大きなビジネスにするのはやはり難しいのでしょうかね。この話題を見るたびにいつも思ってしまいます。

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ファニーの旅日記より(その2)

ファニーの旅日記の続きです(→原文はこちら)。
(とは言っても、文体から見るとファニーではない他のメンバーが書いたのかも・・)

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6月11日 金曜日 秩父(2日目)

その朝は、量の多い日本食の朝食で始まりました(“馬並みの量”といわれるスウェーデンのホテルの朝食に勝るものでした)。でも、この後の忙しい1日を考えると、これは必要な量でした。

まず、秩父市長へ表敬訪問をしましたが、そこでもTVカメラが待っていました。公式訪問でしたので、市長から一人ずつ順にプレゼントをいただきました。

面会が終わった後は、着物を着た木村さんという女性の案内で、市内ツアーに出かけました。彼女は街ではちょっとした有名人のようで、道を歩いていると私たちに道を譲ってくれたり、皆が木村さんを知っていて挨拶をしてくるのでした。伝説の剣道家である高野佐三郎氏ゆかりの秩父神社に立ち寄り、お菓子屋さんでマシュマロと串団子をいただいてフィーカしたり、酒蔵の見学、おいしい寿司ランチの後、秩父まつり会館に行きました。そのあともウィスキー蒸留所を見学、そして原谷剣道クラブと剣道の稽古をして、最後にはパーティがありました。

パーティに来てくれた木村先生は彼女の着物コレクションを見せてくれ、今回の旅行代金と同じくらい高価と思われる着物をファニーに着させてくれました。そして、彼女はファニーと養子縁組したのか、「孫娘」と呼び、自分を「おばあちゃん」と目を輝かせながら呼んでいました。

そのパーティは夜12時でおひらきになり、ファニーとオスカルは明日の大事な練習に備えて、帰って休養をとることにしました。他のメンバーは2日目の夜のしめくくりに、「カラオケバー」に行きました。皆、たくさん飲んで歌いました。
”Enter Sandman”のさびの部分を、マイクなしで、カウンターをドラム代わりに叩き、とてもいい感じに歌っていたところ、お店の人にちょっと煙たそうに、「ご近所のことも考えてもう少し静かに」と言われてしまいました。

次の日は朝早くから、伝説の道場「明信館」での稽古があります。10時から稽古をして、そのは東京行きの電車に乗るまではフリータイムです。

秩父で2日間過ごしての評価は・・・☆☆☆☆☆(5つ星)です。
それはガイドのお陰もありますが・・・。

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良く考えてみると、
観光あり、稽古ありのとても忙しい一日でした。
パーティもまずまず盛り上がり、秩父の良い思い出になったかなぁと思いました。
しかし、事件はその夜に起こったのです・・・(その3)につづく。

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強い経済、強い財政、強い社会保障

 菅総理が就任会見で話した「強い経済、強い財政、強い社会保障」というスローガン。これを耳にしたときには、「あっ、これってスウェーデン的だなぁ」と思った。このスローガンの生みの親とされているのは、神野直彦氏だそうだが、神野氏と言えばスウェーデンを一つの理想のモデルとする学者である。しかし、このスローガンには賛否両論があり、反論も多く見かける。ここなどは典型的な例で、強い社会保障を実現するのは、強い経済+強い財政が前提であり本末転倒だというような論調が多い。この手の論者の主張は、経済成長→社会保障というストーリー。

 僕が以前に呼んだ神野氏の著書で見かけたのは、産業構造の転換期である現代において、イノベーションを生み出したり、産業構造を変えていくためにはセイフティーネットの構築が前提であるとの持論である。例え話にでてくるのは、空中ブランコと安全ネットの話。詳しくは、神野氏がラジオで話したというこちら(→リンク)の内容に出てくるが、人間は失敗したら死ぬと思ったら敢えてチャレンジをする人は少なく、安全な範囲内でしかやらなくなるためイノベーションも生まれにくいということである。神野氏はいわば、社会保障→経済成長というストーリーを主張する。

 では、スウェーデンの過去を見ると、経済成長が著しかった60年代、70年代ころから労働力の確保という理由から女性の社会進出が進み、職を持つ ためにネックとなる育児や介護の分野を公共が担うようになり、結果としてその公共(福祉)分野でもまた女性が多く雇用され、納税者も増えて財政基盤も安定したというようなストーリーだと言えるのだから、先の反論のような経済成長が先で社会保障は後ということも言えないのではないか。社会保障がなければ、女性の社会進出もなかったかもしれないし・・・。(雇用があることは前提条件かもしれないが・・・。)
 近年では、公共による職業教育を促進して情報通信分野などに人材を振り向け、産業構造の変革をなし得たというストーリーがあるでしょう。

 どちらにせよ菅総理の考えでは、経済・財政・社会保障を一体で実現させると言っている。医療や介護分野での雇用創出も期待できるし、再チャレンジのための職業教育なども成し得ない話ではないと思う。

 僕がスウェーデンに行って間もないころ、シェレフテオの産業振興部の同僚たちが話していた「スウェーデンでは産業振興と福祉の充実が、社会の両輪なんだ」というフレーズをいま改めて思い出す。

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ヴィクトリア王女結婚記念チョコ

 スウェーデンの剣道家からもらったお土産に、「ヴィクトリア王女の結婚記念チョコレート」がありました。今週の土曜日、6月19日にスウェーデン王室の王女・ヴィクトリアさん(31)が8年来の恋人ダニエルさん(35)と結婚するのだとか。ダニエルさんはジムのオーナーなのだとか。とにかく、おめでたいことです。日本のイケアでも何かお祝いプレセントがあるようですね。
 一見高級そうなこのチョコの箱の外側には、王女とダニエルさんの写真が印刷してあります。さて、箱を開けてみると・・・チョコレートよりずっとずっと目立つ、王女と婚約者の大きな2ショット写真が。まあ、このくらい派手な方がいいでしょう。
 この結婚式には、日本の皇太子も参列するらしいですね。皇太子のスウェーデン訪問は初めてなのだとか。雅子さんが行けないのは残念です。スウェーデン王室では、男女にかかわらず、年長の子供が王位継承するという法律になったそうですね。(→ウィキペディア
 あ、ちなみにこのチョコレートの味の方は・・・すごい美味しいというわけでもなく、まあ普通ですかね。物珍しさ半分で、職場の人たちで既に全部食べてしまいましたが。
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ひさびさに…

 ブログ、だいぶサボってしまいました。ノルウェーから帰ってきて以来、なんだか書く気も起こらなくて、実は昨年11月にシェレフテオに出張で行く機会があったのですが、帰国しても忙しかったり、どっと疲れが出て書く気にもなれず、そのまま年を越してしまいました。11月のシェレフテオでの出来事もまたそのうちに気が向いたら書いてみようか。
 今夜は秩父も雪が降っています。なんだか、しんしんと舞い降りる雪を見るのは久々のような気がして、もしかしたらスウェーデンから帰ってきてから初めてなんじゃないかと思ったりしました。あの凍った道も懐かしい。あのアパートも懐かしい。もう帰ってきてから2年も経つのだなあとしみじみ…。
 またぼちぼちと更新してみようか、このブログも。

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オーレスン/Ålesund

 12時半ころに最後の宿泊地、オーレスン(→リンク)に到着しました。バスはオーレスン市庁舎近くのバス停に停まり、予約しておいたバス停近くのホテルまで歩きます。荷物を部屋に置いて、残された半日の間に欲張って市内観光をすることに。
 この街は100年ほど前に、市街地の建物を大火で焼失し、その後多くの人の手により復興が図られました。その際に当時流行していていた「アールヌーボー」という建築様式により、多くの建物が再建されました。そのため、市街地は優雅な雰囲気を持つ建物が並んでおり、独特な雰囲気を持つ街として再興されました。
 運河?沿いに建つ建物は、白やパステルカラーのヨーロピアンな雰囲気で、無機質で現代的な建物が多いノルウェーにおいては珍しいです。道路も石畳になっており、そんなに古いものではないのでしょうが、歴史的な風情を漂わせています。
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 街にはそれほど観光スポットがあるわけではないのですが、よくガイドブックでみる風景が、小高い丘の上から見えるというので行ってみました。急な石段が400段以上続く道をひたすら登り、息を切らしながら丘の上の展望台に立つと、小さな島に立ち並ぶ建物が一望できます。(オーレスンのライブカメラ→リンク
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 ショッピングセンターなど面白そうなお店もあったのですが、翌日の出発のこともあったので、早めに用事をを済ませてホテルで帰国の準備をすることに。いよいよ明日は帰国です。
 あっという間の6日間でしたが、今回のノルウェーの旅は絶景に次ぐ絶景で、ノルウェーの奥深さというか氷河が作った自然のすごさをまざまざと見せつけられた感じですね。スウェーデンもそうですが、感動するほど美味しい食べ物がなかなか見つけられないのが残念だったです。良く探せばあるのでしょうが、物価もかなり高いし、ピザやハンバーガーやケバブの店などがなぜか多く、これぞノルウェーっていう食事にはなかなか出会えないのですよね。それだけが心残りですね。それにしても、ノルウェーは本当に自然が美しい国だなあと再認識した旅でしたね。(ノルウェー旅行記おわり)

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ガイランゲル(その3)/Geiranger vol.3

 ガイランゲルに2泊した後、空港のあるオーレスンへ向けて出発しました。
 ガイランゲルからオーレスンに行くにはいくつか方法があり、フェリー&バス、沿岸急行船(ヒュッティルーティン)、バスだけで行くという選択肢がありますが、なるべくオーレスンに早い時間に着きたいのでフェリー&バスを利用することにしました。ガイランゲルからヘレシルトまでフェリーに乗り、ヘレシルトからバスに乗り継いでオーレスンに向かいます。
 ガイランゲルのフェリー乗り場から朝8時の船に乗り、1時間ほどかけてフィヨルドをクルーズします。途中、両側にはいくつかの有名な滝があります。特に七姉妹の滝というのは、滝が7本?に枝分かれしていて、ガイドブックなどでもよく見かける風景です。あいにく、このときは滝の上の方は雲に隠れて見えませんでした。
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 それでも、朝陽がわずかに射し始めたフィヨルドの中を船で進むのは、とても気持ちがいいものです。甲板に出るとさすがに肌寒いですけれど。一見の価値はあります。雄大な景色を1時間ほど進み、ヘレシルトの船着場に着きました。この村も小さな集落ですが、両側に見える山々はアルペン的な風景です。
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朝日新聞のスウェーデン記事(3)

 6月22日の朝日新聞には「公貧社会 支え合いを求めて」という特集が組まれ、「欧州の挑戦(上)」が掲載された。この記事は興味深かった。この記事の中では、ドイツやオランダ、スウェーデンなどを例に出して、「民」が政府や自治体のパートナーになって「公」を厚くする取り組みが、欧州各地で広がっていると紹介している。
 まずは、ドイツ「代理祖父母」制度の例。子育てのために母親が職に就けず、貧困から抜け出せない家庭のために、市に登録した代理祖父母が子どもの面倒をみて、働く母親の支援をしているのだという。
 次はスペインの例。地元出身の青年が就業支援の協同組合を立ち上げ、市からの委託を受け、ホームレスや移民などに就職できる技術を教えており、盛況だと紹介している。組合を立ち上げた青年は、「解雇された人への連帯感」がそうさせたと言っている。
 オランダの金属部品メーカーの例では、今回の経済危機で従業員の雇用維持が難しくなったが、政府の「時短奨励制度」を活用し、時短と研修を組み合わせてワークシェアリングで乗り切る方針だという。これは日本の「雇用調整助成金」と同様の制度ですよね。スウェーデンのボルボでも、工場の一時操業停止や給料カットを労使で合意し、ワークシェアリングで乗り切る方針だという。それに組み合わせて、職業訓練学校と連携して技能向上訓練を実施するのだという。「給料は減るが、みんなで次に来る成長のチャンスに備える」と労組の委員長が述べている。
 欧州ではオイルショックを機に福祉国家の見直しに取り組み、90年代半ば以降は職に就けない若者や女性に職業訓練を受けてもらい、積極的に労働市場に参加してもらうという方針に転換したのだそうだ。スウェーデンがまさに典型的でしょう。「子育て支援」と「職業訓練」で若者や女性の就業率を高め、世帯全体としての安定した所得を得られるようにするのが、児童手当を引き上げることよりも重要なのでしょう。日本は職業訓練や子育て支援の公的支出が他国に比べて低いのだそうだから、そこも改善しなくちゃなのでしょうかね。この不況で国の経済対策として盛んに取り入れられている手法ですが、それが根付くかどうかですね。

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Lexikon in my iPhone

 今日はアジアとアフリカからの留学生の方を案内する機会があったのですけど、あまりに久しく英語を使う機会がなかったので、全然単語が出てこない・・・。「地方交付税」・・・そうそうアレアレ。そうそう、ローカル・アロケーション・タックスでした。「介護保険」・・・ぅぅぅ・・・・(沈黙)。そもそも仕事で英語を使う機会なんて皆無に等しいので、だめっすね。
 多くの留学生の人から、日本の職場ってなんで机並べて、顔を突き合わせて仕事してるの?とか、僕がスウェーデンにいたときに反対に疑問に感じたことを質問してくるんですよね。その気持ちわかる。あとは、フィリピンの人から、市町村合併って大変じゃないですかぁ?フィリピンでは新市の名前とか、庁舎の場所とかでもめたりしますよとか、鋭いところを突いてくるんです。うんうんわかる、そういう問題って万国共通なんだなあと思いましたね。
 話は全く変わりますが、僕も使っているiPhone、いろんなアプリが出回っているのですけど、探してみるとけっこうマニアックなのが見つかるんですよ。最近ダウンロードしたのが、スウェーデン語辞書。その名も「Lexikon」。これ僕にはちょうどよい基礎レベルで意外に良いです。瑞→英、英→瑞なんですけど、けっこう使えますよ。それともう一つ。「Word Power Swedish」は・・・スウェーデン語単語帳。これなんてかなりマニアックだろうなぁ。ダウンロードする人なんてあまりいなさそうだし。このマニアックさ加減が良いのです。まだいまいち少数派のiPhoneですが、こんなアプリはdocomoやauにはあり得んだろうということで、ちょっとだけ優越感に浸れるのです。てか、docomoやauのOSじゃ、スウェーデン語の表記すら文字化けするでしょうからね。
 マニアックついでに、今日あたりiPhoneのOS3.0へのアップデートが発表されそうなんです。ここ数か月、このアップデートのアナウンスを心待ちにしていました。早くアップデートしてくれー、ジョブズさん。OS3.0よ、早く来ておくれ。

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