日本語サークル/Den Japanska Cirkeln

 シェレフテオに住んでいる日本人は僕の知る限りでは5人ほどなのですが、そのうちの一人であるSさんはシェレフテオのスウェーデン人の若者に日本語を教えています。その日本語サークルの活動が、先日のノラ・ヴェステルボッテン紙で大きな写真入りで紹介されました(→リンク)。
 僕も以前に1度だけ飛び入り参加させてもらったことがあるのですが、この若者たちみんな素直でいい子(失礼かな?)ばかりでした。彼らの中には「居合道」を習っている人もいて、何かしらの日本の文化とのつながりがあるようです。居合道って聞いたときには、日本でもそれほどメジャーではない気がしたのですが、スウェーデンにも先生がいるのだそうです。スウェーデンで日本語を習い始める人ですから、何かの日本つながりがあるのでしょうね。武道にしろ、マンガにしろ音楽にしろ、日本の文化に興味をもってくれるというのは嬉しいことです。それと、日本語の文字ってスウェーデン人の目には非常にエキゾチックに写るようです。自分の名前を日本語の文字で書いてみてくれと頼まれることもあります。
 それはさておき、この記事の内容はというと、僕の力はあまりあてにはならないのですが、だいたいこんな感じでしょうか。(間違っていたら、きっとご本人がコメントをくれるはずです)
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「日本語を学ぶ彼ら~右から左へ」
 私たち(スウェーデン人)は学校で第二外国語として英語を学べます。むしろ、それは義務的でもありますが。しかし、日本語となるとすべての人が学べるわけではありません。18歳、24歳と20歳の3人の若者が、まったく新しい言葉(日本語)を学ぶ機会に恵まれました。
 彼らは毎週水曜の夜、学習サークル室で新しい言語を学んでいます。彼らは日本語の先生としてS・Mさんという日本人を迎えました。彼女は6年前に日本からシェレフテオに引っ越してきて、今では実に上手なスウェーデン語を話します。「私は日本を出る前からスウェーデン語を学び始め、こちらに来てからは、移民向けの無料のスウェーデン語コースで学び続けることができました」とSさんは語ります。
 (略)
Q どうして日本語を教えようと思ったのですか?
「申し入れがあったので、私に何かできることがあればと思って・・・。でも日本語ができるのと、教えるのは全くの別物ですね」と語るSさん。
Q スウェーデン人にとって日本語は難しいですか?
「そうともいえないですよ」とS君。「覚えていくことがたくさんありますね」とJ君。さらに、「でも、文法はかなり単純ですよ」とW君は付け加えます。
 (略)
ドラゴンボールの本については多くの問い合わせがあったそうですね。「後ろから前に読むのか」と「右から左へ読むのか」と。(注:スウェーデンでもマンガ本だけは日本式に右開きになっているそうで、それはスウェーデンでは画期的なことなんだとか。どっちの方向に読んでいくのか理解できないのでしょう。それ故、この見出しになっているようです。)
 (以下省略)
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 シェレフテオの若者たち、日本語学習に前向きに取り組んでいて頼もしい限りです。難しくないのでしょうかね。意外でした。英語を多少は勉強している日本人がスウェーデン語を学ぶよりも、まったく体系の違う言語である日本語をスウェーデン人が学ぶ方がよっぽど難しいだろうと想像していました。逆に僕らが勇気づけられますね。
 もう一つ面白いのが、この記事は高校生が書いたらしいのです。実はノラ・ヴェステルボッテン紙では、「若者編集部」とでも呼ぶべき、若者達が自分で取材をして記事にしてしまうコーナーがあるのです。そのコーナーでこの記事は若者の視点から書かれたものです。ん~、地方紙だからこそできる取り組みかもしれないですが、「若者編集部」って発想、意外に面白いかもしれないですね。

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麻婆豆腐/Bean curd Szechuan style

 日本から持ってきた麻婆豆腐の素。ついに今夜、この箱を開封する日が来ました。良く考えたら4ヶ月以上は麻婆豆腐からは遠ざかっていたなぁ。お昼の出前でよく食べた麻婆豆腐丼を思い出しました。
 さて、麻婆豆腐を作るのに必要なものといえば豆腐ですが、意外にも豆腐はスウェーデンでも手に入りやすいのです。前にも少し書いたのですが、この辺りでは、どこのスーパーのアジアン食材コーナーに行っても、「ブルードラゴン」シリーズ(→リンク)の豆腐が手に入るのです。よく見るとこの会社はイギリスの会社のようです。でも、この豆腐はアメリカ製と書いてあります。前にもこの豆腐は試したことがあるのですが、常温保存が可能な食品で、お味の方は日本のそれとは違います。食感は似ているのですが、風味が違うというか、豆の味がしないのです。ですから冷奴には向かないのですね。味噌汁の具ならまだ許せる程度なのですが、それよりも、この豆腐で麻婆豆腐を作ったらきっとおいしいだろうなあと想像していました。
 説明にしたがって調理すること約5分。立派な麻婆豆腐が出来上がりました。狙っていたとおり、麻婆豆腐の素の味で豆腐自体の味がよくわからなくなっていました。ゴット!日本で食べるのと同じ味だ!カリフォルニア米の上で、日本製のタレと米国産豆腐が見事に調和していました。
 このシリーズには裏切られることがないとがわかったので、近日中にマーボー茄子に挑戦しよう。乞うご期待。
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畳/Tatami

 数年前まで日本に住んでいたという家庭を紹介していただき、その家庭にお邪魔する機会がありました。このご家庭、ご主人はフィンランド出身、奥様はイタリア出身のご夫婦。ご主人はエリクソンにお勤めで、以前は新横浜にあるエリクソンの日本法人で勤務していたとのこと。奥様の方は、法政大学に研修生として留学していたことがあり、NHKのイタリア語講座にも出演経験のある方だそうで、日本語も上手なので驚きました。お二人は日本で出会って、二人の子どもを東京で産み、自由が丘で暮らしていたのだそうです。7歳の女の子と、4歳の男の子も東京のインターナショナルスクールに行っていたそうで、英語はもちろん日本語も少し理解できるので、私の娘ともコミュニケーションをとることができました。家の中では、スウェーデン語、英語、イタリア語、日本語が混じった会話が飛び交っており、この子達の環境は本当にインターナショナルだなあと思いました。
 さらに驚いたのが、この家には畳の部屋があることです。夫婦とも親日家で、特に奥様は日本のインテリアがお好きのようで、和室にアンティークの日本の家具、リビングルームには「自由が丘」と書かれた大きな提灯が吊るしてありました。子どもたちは宮崎アニメのDVDがお好きのようで、これぞスウェーデンの中の日本といった感じです。とても居心地のよい家庭で、お言葉に甘えて夕飯までいただいてきてしまいました。
 余談ですが、シェレフテオには社員300人規模のエリクソンの支店があります。日本ではボーダフォンがエリクソンの通信方式を使っているそうで、一時期はスウェーデンからかなりの社員が日本に派遣されていたそうです。日本では携帯電話の通信方式が2G(第2世代、ドコモでいうmova)から3G(第3世代、ドコモでいうFOMA)に急速に変わったそうで、日本にいた2Gの技術者達は次々にスウェーデンに戻されたそうです。ヨーロッパでは3Gが増加しつつあるものの、通信エリアのカバー率や電話機の価格などの理由から今も2Gが主流なのです。シェレフテオの支店では、日本のボーダフォン向けの通信関係プログラムの開発やテストを行っていると聞きました。こんなところでも、スウェーデンと日本のつながりを見つけました。

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スシ/Sushi

 先日、シェレフテオの街を歩いていたときに、Sushiと書いてある看板を見つけました。そこは「Wok&Roll」というアジアン・ファーストフード・レストランなのですが、タイ料理、中華料理それとスシと書いてあります(→ココ)。興味深かったので、今日初めて行ってみました。
 中に入ると、アジア系の店員とコックが3人でやっていました。テイクアウトもできるとのことなので、早速スシを注文。やはり安くないです。写真のとおり、巻物と握り(サーモン、カニかま)が12個入っていて85クローナ(約1600円)です。この値段なら「○ってん寿司」で特上いけちゃうんじゃないですかね。それはともかく、アパートに帰ってからさっそく賞味してみると、味の方は悪くはないのですが、しゃりに酢が全くといって良いほど入っていません。米はジャポニカ米だったので、日本的といえば日本的なのでしょうか。巻物の中身は、キュウリ、赤ピーマン、刺身(サーモン?)、カニかまとサラダ巻でした。アメリカでよくあるカリフォルニア巻とは少し違うものでした。また、おてもとと書かれた割り箸と醤油がついてきました。この醤油はおいしいなあと思ったら、群馬県館林市の正田醤油(→ココ)のもので、正真正銘の日本産。あの美智子妃殿下の正田家ですよね。こちらの醤油は色々で、あまり日本人にとってはおいしくないのもありますので、これはよかったです。
 このレストランも、本格的な日本料理の店ではないので、このくらいで妥協するしかないのかもしれません。もう少し値段が安ければもっといいのにな。ハイ。
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MANGA/Japanese animation

 市役所近くの本屋さんを覗くと、子ども向けの本が並ぶ一角にマンガコーナーがありました。その名も「MANGA」、日本語そのままです。こちらでも日本のマンガが人気のようで、何種類もの単行本が並んでいます。その辺、あまり詳しくないので題名とかよくわからないのですが、マンガ好きな人ならきっとわかるものばかりだと思います。
P1000208 テレビをつけても日本のアニメがやってました。スウェーデン語の吹き替え版です。題名はよくわかりませんが、明らかにあのタッチは日本のマンガです。日本が海外に誇る文化なのでしょう。
 たぶん、日本人がスウェーデンのことをあまり知らないように、スウェーデン人も断片的なことしか知らないのだろうなあと思うこともあります。スシ、カラオケ、マンガ、トヨタ・・・たぶんそんなイメージなのかもしれません。職場でコーヒーを飲んでいると、日本人は緑茶しか飲まないと思っているらしく?、コーヒー好きなのと聞かれたりします。あとは、僕らがアメリカ人もスウェーデン人もあまり区別がつかないように、こちらの方はアジア人はみんな一緒に見えて、区別がつかないらしいですよ。

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日本の食材/Ingredients of Japanese food

 日本のグルメな皆様、お待たせいたしました。といっても、まだスウェーデンらしい食事に出会っていないので、よだれモノの情報はありませんが・・・。
 そろそろ日本の食材を仕入れようとスーパーマーケットをはしごしています。意外なことに、大体どの店でも醤油を売っています。こちらの人に聞くと、醤油はスウェーデンでもポピュラーな調味料だとのこと。ただし、ほとんどは中国製です。色が濃く真っ黒です。味も日本製のものと若干違うようです。ブルードラゴンとかいうちょっと怪しい?ブランドのアジアン食材をどの店でも扱っていて、醤油もそのブランドのものがあります。キッコーマンもオランダあたりで作っているとかで、よく見かけます。
 お米はインディカ米はよく見かけ値段も安いのですが、ジャポニカ米はあまり見かけません。あったとしても高いです。昨日はインド系の人が経営するアジアン食材店に行ってみたのですが、ジャポニカ米は売っていませんでしたので仕方なくインディカ米を買ってみました。240V用の東芝製超高級炊飯器?で炊いてみたのですが、やっぱりそのまま食べるには今ひとつといったところです。これはちょっとおにぎりにはならないかも。
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