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若者の就業

 スウェーデンから戻ってから2年半が経ち、色々なことを忘れかけているこの頃ですが、今僕がやっている仕事はまさにスウェーデンで見てきたことばかり。シェレフテオ市では産業振興部に在籍していたのですが、今の僕の仕事は某市の産業観光部。まさにそのまんまなのです。スウェーデンの自治体がやっている仕事をそのまま参考にして持ち込むというのは、制度の違いもあり簡単ではないのですが、シェレフテオで見てきたことには色々なヒントがあるし、そのスピリットを生かすというのが今の僕のライフワーク。

 そんな中、日本でもスウェーデンでも共通の課題の一つが「若者の雇用」。若者の失業率やニートと呼ばれる若者の問題も共通であるのです。シェレフテオでも、その問題解決を図るための政策がいくつもありますが、特に注目したいのがコレ。「UNGDOMSTRAINEE」(→リンク)とよばれる事業。直訳すれば「若者の実習生」とでも言えましょうか。簡単に言うと、職業訓練などの研修を受けながら、実習生として就業体験をするというもの。もちろん給料をもらいながらです。総労働時間を100とすると、75%は就業実習をして25%は研修を受けるというのです。

 日本でも職業訓練を受けながら生活費が支給される制度を国がやっていますが、これもとてもスウェーデン的な制度だなあと思いましたが、昨年から日本でも緊急雇用基金を使った事業で「地域人材育成事業」というのがあって、まさにこれがシェレフテオでも取り組んでいる事業と同じなのです。2009年と2010年で85人の若者がこのプログラムに参加し、市の仕事を実習として行うようです。仕事内容は経済分野や保健福祉分野が中心のようです。日本でもスウェーデンでも若者の就業意欲は、昔と比べたら低下しているようですし、今後人材が必要な分野で働く体験をしてスキルを身につけるというのは、とても重要なことだと思うのですよね。このリーフレットにも書いてあります。

「この事業はとても重要です。なぜならシェレフテオ市は未来の人材確保の必要性があり、地域社会の担い手として若者が必要なのです。」

いいフレーズだ・・・。

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