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ファニーの旅日記より(その1)

先日、秩父を訪れたスウェーデンの剣道家の中に、ファニーという女の子が一人いました。彼女はスウェーデンの剣道のナショナルチームに所属していて、19歳という若さながら腕前はなかなかのものなのです。

彼女が書いた旅日記(→リンク)が公開されていたので、見てみると秩父を訪問したことも書かれていました。3日間、秩父で剣道の稽古をしたり、観光をしたりしていたので、スウェーデン人の目線で見た秩父が書かれています。原文はスウェーデン語でしたが、苦心しながら和訳してみました。

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6月10日 木曜日 秩父(1日目)

その日は朝早くに(東京の)旅館をチェックアウトすることから始まった。それは秩父へ行く電車に乗るためだった。

電車の駅では…日本人、日本人、そしてまた日本人。東京にいるすべての人がその駅のプラットホームに立っていたに違いない。今日だけでストレスが溜まってしまった(病)。

それにもかかわらず秩父は世界で一番居心地の良い街。周りの景色がとても素晴らしく、山々が色々な種類の緑の木々に覆われ美しい。

私たちのガイド(=kinta)は車を運転して、一日中色々な観光スポットを見せてくれた。特に、お寺、ワイン工場、骨董品店、二百年以上前の古い剣道の道場。私たちの剣道魂がくすぐられた。骨董品店に寄った時は、マグヌスはまるで天国にでもいるかのように気に入ってしまい、私たちは店を出ることができなかった。その間に美術ギャラリーを見せてもらったが、マグヌスはひとりで1300年代の物で450万円の価値があるという「なぎなた」を見に行っていた。

それから、人が食べられるものの中で一番不味いと思われる「こんにゃく」というものをご馳走になった。「こんにゃく」はノーカロリーで甘いたれがかかっていて、一見、灰色をしたゼリーのようだった。口に入れてみると「こんにゃく」はグミのような硬さで、ちょっと変な味がした。ガイドは「きっとこれを忘れることはできないでしょう」、そして「好きなだけ食べていいよ、僕がおごるから」(1人200円で食べ放題なので)と言った。彼はシェレフテオに住んでいるときにシュールストロミング(世界一臭いといわれる発酵ニシン)を振舞われているので、そのリベンジの一種のようだ。しかし、我々もスヌース(北欧独特の嗅ぎタバコ)で反撃して、ぎゃふんと言わせた。

その夜は、お酒を飲みたいのを我慢して、最初の稽古に荒川剣道場に出かけた。私たちの訪問への関心が高いとは思っていたが、これほどとは想像していなかった。国営放送(NHK)のカメラマンが来て我々を撮影していたし、地方新聞の記者が来てインタビューを受けたが、これは秩父の剣道の評判がヨーロッパまで届いたのかという驚きもあったのだろう。1時間半の「みとり稽古」で子供たちの素晴らしい練習を見た後、いよいよ我々の出番となった。我々が道場の先生側(まだ私たちは役不足ではあるが)に立ち、彼らは私たちに対面するように列を作った。最初に小さな子供、それから初級者、中学生、先生方と稽古をした。我々は皆、休憩なしで1時間半の稽古をした。とても良い機会だった。皆が、この稽古がこれまでの旅行の中で一番楽しい稽古だったと言っていた。2リットル以上の汗をかいた後、秩父とは多方面での交流、特に剣道での交流を続ける基礎が築けたと思った。

明日は秩父市長との面会が待っているので、帰ってお風呂に入ろう。 -------------------------------------------------------------

やっぱりコンニャクは外国人は苦手なんですね。みんな、2・3口だけかじっただけでした。きっと思い出に残ったことでしょう。
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