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シェレフテオがNHK環境特集で・・・(2)

 先日、このブログでお知らせしたとおり、(→リンク)NHKで20・21日で放送された環境特集番組「SAVE THE FUTURE(→リンク)」の1つ、「科学者ライブ・グリーンテクノロジーで未来を救え!」という番組が16時から生放送されました。番組の中では、未来の電気自動車や自然エネルギーが紹介されていました。そして、「建築」という視点から環境を考えると、木造というキーワードが二酸化炭素排出削減の一つとして考えられます。そして、究極の木造建築物の例として、シェレフテオの木造高層建物が紹介されました。トータルで5分間くらいだったでしょうか。
 1つ気になったのが、「シェレフテオ」が「シュレフテオ」という表記で紹介されたこと。表記の差なんでしょうが、「シェレフテオ」の方が一般的なのかなあと思いましたね。まあ、それは置いておいて、何が紹介されたかというと・・・「木造6階建アパート(→リンク)(下の写真)」、「木造の管制塔(→写真)」、「木造3階建の立体駐車場(下の写真)」、「木造ショッピングセンター(ソルバッケンにあるやつ)」、「木造の大学体育館(キャンパス・シェレフテオのやつ)」など、シェレフテオを代表する木造建築物の数々。シェレフテオ市では、公共の建物を建てる時にまずは木造で造れないか検討するのだと紹介されていました。
 インタビューもありました。まずは木造6階建てアパートに住む住人。「本当に快適。コンクリートの建物とは全然空気が違う。音が響かない。」と言っていました。そして、ウーランド市長は「森林資源を利用することで地球温暖化を防げる。林業の活性化をすることもできる。」と説明します。
 木造建築物は欠点があるといいます。それは木造高層建築物は壁で支えるため、自由な間取りができないということ。そこで日本から招かれたのがビッグフレーム構法を考案した住友林業の研究者・・・Dr.越後屋さんの登場です。「家族構成が変わったりしてニーズが変化したときに、自由度が高い梁と柱で支える構造で選択肢が増え、建物が長く使える」と解説しています(越後屋さん、かっこええ!)。その構法で現在、学生寮を建築中だといい(→リンク)、今後はスウェーデンだけでなく、ヨーロッパ全土に売り込んでいくのだといいます。ちなみに、越後屋さんのブログではNHKクルーによる取材の様子が紹介されています(→リンク)。
 結びでは、アンディション元県知事は、「スウェーデンは今後も産業として木造建築を推進していく。自治体と協力して木造建築を増やしていく。」と締めくくりました。
 やっぱりNHKで放送されると反響があるのですよね。放送後、「木造高層建築」のキーワードでこのブログをご覧になっていただいた方がちょっとだけ増えました。もし、ご興味がある業界の方、日本も木造の公共施設に国の補助金が増えたようですので、どうぞ新しいマーケットのヒントにシェレフテオに行ってみてください。

(写真はシェレフテオ在住の越後屋さん撮影によるものです)
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コメント

初めまして!
今度、4月にスウェーデンに行くことになりまして
彼の故郷がシェレフテオなので
そちらで滞在することになりました。

どんなところかなって検索かけて
このブログを読ませていただきました。

投稿: みぃ | 2010年2月 1日 (月) 09時17分

みぃさん

はじめまして。
彼氏がシェレフテオ出身の方なのですね。

かなり北の街ですが、日本人の方もわずかながらいます。北スウェーデンの冬の暗さは辛いですが、4月はまだまだ寒いながらも、日照は問題なしですね。

どうぞ楽しんできてください。

投稿: kinta | 2010年2月 2日 (火) 00時56分

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