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テレ朝スウェーデン特集(その1)

 昨今の金融危機や雇用不安などの理由から、これまで多くの人が正しい道だと信じてきた新自由主義が見直され、社会民主主義を標榜する北欧諸国が注目を集めているところです。テレビ朝日朝8時から10時の時間帯で放送している「スーパーモーニング」で、スウェーデンで取材した内容をスウェーデン特集として3日連続で放送する予定だそうです。生放送なので内容変更の可能性もあるとのことですが、今の予定ではこんな内容だそうです。

[2月4日(水)] スウェーデン:消費税25%なのに何故 国民の満足度は高いのか
[2月5日(木)] スウェーデン:不安のない社会とは・・・医療、年金、介護を通してみえるもの
[2月6日(金)] スウェーデン:高福祉高負担の国で 何故 経済は強いのか

 どの話題もスウェーデン社会の核心ともいうべきもので、多くの人が興味を持ちそうな内容です。さて、この特集ではどんな展開になるのか勝手に予想してみました。僕がプロデューサーだったらこんな風に番組を作るだろうと・・・。

(4日放送予定分の予想ストーリー)
日本では消費税率を上げようとすることはある意味、政党や政治家にとってのタブーに近いものがありますが、消費税率25%という高負担でも国民が納得しているスウェーデンにはどんな理由があるのでしょうか?まずは国民の政治への関心の高さが挙げられ、投票率は実に80%以上という結果で、民主主義というものが、社会の中で根付いています。このほか、古くから法律で保障された「情報公開制度」や、地方新聞が主体のマスコミの健全な発達など、政治の透明性が確保され、政府への信頼度が高くなっています。また、特に福祉や教育分野で、高負担が国民にサービスとして還元されるという安心感があり、老後の生活のための貯蓄も必要ないのです。

(5日放送予定分の予想ストーリー)
スウェーデンでの医療は主に県が担当しており、病院もわずかな例外を除くと公営が中心で、医師も公務員という身分がほとんどです。年老いても子供たちに頼らずに高齢者が生活していけるだけの年金が保障されており、体の機能が衰えてきたときでも整備された公的福祉の制度を利用すれば、老人だけの暮らしが可能です。そのための高齢者用住宅も整っています。

(7日放送予定分の予想ストーリー)
スウェーデンでは福祉と産業と社会の両輪と言われており、産業の競争力を高めて経済が発展するような努力がされています。その一つが、積極的労働市場政策です。スウェーデンでは伝統的に職業教育が盛んで、衰退する業種の労働力を職業教育によって再教育し、新たな成長分野の産業の労働力に振り向けていくという政策がとられています。また、技術開発も盛んで、研究開発に使われる経費はGDP比でも高い割合になっています。行政側でも、大学などとの連携をはじめとした技術開発を促進させています。かつての土木事業を中心としたから、IT産業やサービス業など労働力の転換がスムーズに進んだことも世界での競争力の高さを維持している秘訣かもしれません。

予想ストリーが当たるかどうか、この放送を録画して見てみたいと思います。

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コメント

予想は当たったんでしょうか?
番組のレポート楽しみにしています♪

投稿: ぴーなっつ | 2009年2月10日 (火) 00時58分

ぴーなっつさんのリクエストと、結構番組の反響もあったのかググってくる人が多いので、まとめてみました。

手前みそですが、予想もまずまずだったのじゃないですかね。
1日目・・・85点
2日目・・・70点
3日目・・・40点
まあ、こんなもんですね。

では。

投稿: kinta | 2009年2月12日 (木) 01時18分

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