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リトル・バグダット/Little Baghdad

 11月26日の朝日新聞の国際面にスウェーデンの記事が載っていた。どんな内容かっていうと、イラクからの移民の受け入れ先がスウェーデンがダントツ多いってもので、2007年の数字でいうと18,000人以上のイラク難民がスウェーデンの移民になったというのだ。ちなみにイラク戦争の張本人アメリカの受け入れ数は734人だとか。スウェーデンでもイラク移民が多い街があり、あのビヨン・ボルグが育った街、ストックホルム郊外のセーデルテリエ(Södertälje→リンク)だけで昨年1,200人を受け入れたとかで、「リトル・バクダット」と呼ばれているそうな。移民としてスウェーデン語や社会制度の教育を受けるコース(これってSFIかな?)に参加しているイラク人も1,300人を超えるそうだ。学校や住宅などもその需要についてゆけず、市も苦慮しているのだと。スウェーデン側としても、難民の受け入れが限界に近づいているだという内容だ(関連記事)。昨年、僕がSFIにいていた時も、クラスメートにはイラク人が多かったなあと思い、写真を見返してみると、確かにイラク、アフガンなど中東系が多い。
 この記事によると、スウェーデン社会も高齢化が進み労働力不足が深刻になるので、移民を積極的に受け入れているのだという。確かに、スウェーデンの団塊世代が大量退職する数年後には、保健・医療・介護・保育職などは人出不足になると現地の人も言っていたので、それは間違いないのだろう。でも、日本も介護職などが不足しそうなのは同じはず。最近はインドネシアから看護師や介護士を受け入れ始めているけれど、日本に移民がスムーズに社会に入っていける制度は今の時点ではあんまり整ってないなあと思う。もし労働力不足を解消する必要に迫られるとすれば、まずは女性、次に若い高齢者、最後に移民なんだろうなあこの日本では。

(↓真中へんはスウェーデン人の先生方、生徒は中東、アフリカからの移民がほとんどですね。みんな元気かな?)

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コメント

おっしゃるとおりです。
日本は移民には不慣れですし、法律も何もかも未整備な部分も多くゴミの分別や教育問題も大変ですね。

研修生制度も経営者側から見ると安い労働力が確保できると思っている方も多いです。
基本的な精神と逸脱しつつあります。

投稿: ドラ吉 | 2008年12月 4日 (木) 21時49分

ドラ吉さん

近頃の派遣切りの話といい、日本の会社は世界で超一流といわれてても、労働者を大事には扱ってくれないのですね。使い捨てのような扱い、1兆円も利益を上げる会社があるのだから、労働者に還元されてもいいですよね。

スウェーデンの人が派遣切りの話を聞いたら、びっくりするのじゃないですかね。そんなんじゃ、生活大国にはなれませんよね。

投稿: kinta | 2008年12月 8日 (月) 02時34分

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