« iPhone その2 | トップページ | クネッケ求む/Knäckebröd Wanted »

バイオガスの値段/Price of Biogas

 またまたバイオガスの話題です。前にも何度か、バイオガスについては触れていますが(→リンク)、もう一度おさらいを・・・。スウェーデンでは公共バスなどの燃料にバイオガスが利用されているのですが、スウェーデン国内にある100か所以上のバイオガス製造施設は下水道処理施設の汚泥を利用しているものが多いのです。それに加え最近は、家庭から出る生ゴミや、と殺場から出る家畜の内臓などの廃棄物などをメタンガスにして燃料に使うという取組も増えています。もともと、生ゴミはごみ焼却場で燃やしていたので、きちんと分別してもらえばバイオ燃料として再利用されるだけでなく、焼却するごみも減るので一石二鳥なのです。
 シェレフテオ市のバイオガス施設も、生ゴミを使ったものなのですが、燃料の販売価格は石油の時価を参考にして、それより安くなるように戦略的な値付けが行われているそうです。シェレフテオ市のHPを見たら、バイオガスの販売価格が改定されたとの記事が出てました(→リンク)。ガスっていうくらいなのでもともとは気体なのですが、それを加圧して液化したものを自動車のタンクに給油ならぬ給ガスするようになっています。ガス1立方メートルの単価が12.14クローナなのですが、これをガソリン1リットルと同じエネルギーに換算すると10.93クローナなのだそうだ。10.93クローナ・・・1クローナを17円で換算して約185円程度・・・、結構割安ですね。ガソリンの時価がちょっと分からないですが、今の日本のガソリン価格と比べても悪くない値段です。(スウェーデンでは炭素税がかかるので、ガソリン価格は日本より高いです。)
 スウェーデンでもバスや公用車にはバイオガスで走る車は普及しているものの、自家用車はまだ少ないと思うので、燃料が売れまくるということではないでしょうが、スウェーデンでさえバイオエタノールの大部分はフランスはブラジルなどからの輸入に頼っているのですから、自給できるバイオガスはバイオエタノールよりエコ度が高いはずですよね。供給量の課題はあるでしょうが、石油代替燃料の一端を担うバイオガス・・・悪くないっすよ。

|

« iPhone その2 | トップページ | クネッケ求む/Knäckebröd Wanted »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« iPhone その2 | トップページ | クネッケ求む/Knäckebröd Wanted »