« ノルダノ改装/Nordanå renewal | トップページ | 家事代行サービス/House keeping service »

女性議員/Female politicians

 スウェーデンと聞くと女性の社会進出や政治参加率が高いことで有名ですが、たとえば市議会でも女性議員の割合が高いです。正確な数字はちょっとわからないのですが、下の市議会の風景の写真を見ていただけると、半数までとはいかないまでも遠くない人数の女性議員の方がいるのがご覧いただけると思います。ちなみに、シェレフテオでは議長も女性ですね。日本の状況と比べると隔世の感がありますね。
 もちろん、その理由はたくさんあると思うのですが、女性の政治参加意欲とか、ジェンダー意識とか、選挙システムも影響しているでしょう。ずっと前に書いたのですが(→リンク)、スウェーデンでは地方議会も比例代表制。地方レベルでも政党政治なのです。候補者個人にお金がかからない選挙システムなのでしょう。市議会議員選挙の投票用紙を見てみると、面白いことが。下の写真は社会民主党の投票用紙なのですが、候補者を見ていくと、上から名簿順に男性・女性・男性・女性・男性・女性・・・・・ときれいに並んでいるではありませんか。比例代表制度ですと、基本的には上から順位に当選が決まるわけですから、このような名簿順である限り自然と男女比が近くなるわけです。そうなのです、やはりスウェーデンの議会で女性議員が多いのは、この名簿順が大きな役割を占めているのかなあと思いました。法律では特に規定はないようですが、政党ごとの判断で、候補者の男女比を一定にしている政党も多いようです。
 日本の選挙制度だと、男女共同参画意識が高まってきても、女性議員の比率が高くなるのは容易ではないのかなあと感じますね。スウェーデンでも女性環境が整ってきたのも、女性議員が増えてからだそうですからね。なんといっても社会の仕組みを変えていくのは議会などで政治過程を通じてやるのが一番ですからねえ。(この投票用紙には、名前と職業と住んでいる地区が書かれているのですが、学生や年金者、警察官、看護師、介護士、保育士など職業もバラエティーに富んでいるのがわかります。スウェーデンでは公務員でも一定のポストを除けば、議員と兼職ができますので。)
P9000197P1000218

|

« ノルダノ改装/Nordanå renewal | トップページ | 家事代行サービス/House keeping service »

コメント

アメリカでも、(州議会はわかりませんが)市町村議会議員は本職との兼職でやっている人が多いのか、基本的に無料奉仕またはお小遣い程度の報酬でやっているみたいです。ちなみに私が住んでいる市の市長も女性です。でも、アメリカはまだ保守的な部分が色濃く残っているので、ヨーロッパ各国みたいに女性大統領が誕生するのはまだ先のようですよ。
日本もまだまだ男性優位の社会ですが、女性がもっと政治経済に関心を持つべきなんでしょうね。
少し話はずれますが、スウェーデンでは売春は売る方ではなく買う方が罰されるしくみになっていて、それを見習って似たような法律を制定する国が増えているという内容の記事が地元新聞に載っていましたが、このような法律についてはご存知でしたか?この記事は、先日NY州知事が売春婦問題で辞任した事件を受けて報道されたものです。

投稿: ぴーなっつ | 2008年3月17日 (月) 12時48分

私の家族の知人の中にも 議員になってる女性がいるんですが まぁ その方は語り始めると延々と喋ってて 全然止まりません

『自分一人じゃ 何も出来ないかも知れないけど やるだけやってみたかったの』
と今でも 熱い気持ちで燃えてるようです

平等なんて表向きの標語みたいなのが 依然として存在してるようですが 蓋開けて見りゃ実際はそうでも無いみたいですよね
それでも 日本よりかは マダマダましだとは思いますけど  

投稿: にゃんこねん | 2008年3月17日 (月) 21時25分

スウェーデンの方々の政治意識の高さはヨーロッパ特に北欧の方々に共通していることかも知れませんが、スウェーデンはいつから男女に参政権があたえられたのでしょうか?
日本は歴史的な背景もあるのか女性の社会進出はヨーロッパに比べるとまだまだですよね。
ところで円高がすすんでいますがスウェーデンクローネとの関係はいかがですか?

投稿: ドラ吉 | 2008年3月17日 (月) 22時32分

ぴーなっつさん

アメリカでも自治体議員は少ない報酬でやっているのですかぁ。スウェーデンと同じですね。というかこれは欧米に共通していることなのでしょうかね。

売春防止法の話、実は初耳でした。刑法で6ヶ月以下の禁固刑または罰金なんですって。1999年施行ですから、まだ新しい法律なんですね。
http://www.bayswan.org/swed/swed_law.html

日本の売春防止法は「ザル法」なんだってむか~し学生の頃習った気がしますね。勧誘とか斡旋などが刑罰の対象なんですもんね。オランダみたいに合法の国もありますし、世界も色々ですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A3%B2%E6%98%A5%E9%98%B2%E6%AD%A2%E6%B3%95

にゃんこねんさん

ん~、現実はまだまだ厳しいのでしょう。日本よりましなことは確かなんですよね~。やっぱり弁が立たないと議員さんになるのも難しいのかなぁ(笑)。

ドラ吉さん

普通選挙権はちょっとわからなかったのですが、女性参政権の方は興味深いです。ウィキペデアによると下のとおりだそうです。欧米優勢ですね。これを見ると家族観、ジェンダー意識みたいのがよくわかる気がしませんか?
* 1893年 ニュージーランド
* 1902年 オーストラリア
* 1906年 フィンランド
* 1915年 デンマーク、アイスランド
* 1917年 ソ連
* 1918年 カナダ、ドイツ
* 1919年 オーストリア、オランダ、ポーランド、スウェーデン
* 1920年 アメリカ
* 1928年 イギリス
* 1931年 ポルトガル、スペイン
* 1932年 タイ
* 1934年 ブラジル、トルコ 
* 1945年 フランス、ハンガリー、イタリア、日本
* 1947年 台湾(中華民国)
* 1948年 ベルギー、イスラエル、韓国
* 1949年 中国(中華人民共和国)、チリ
* 1950年 インド
* 1952年 ギリシャ
* 1953年 メキシコ
* 1956年 エジプト、パキスタン
* 1957年 マレーシア
* 1959年 シンガポール
* 1963年 イラン
* 1971年 スイス
* 1984年 リヒテンシュタイン
* 2002年 バーレーン、オマーン
* 2003年 カタール
* 2005年 イラク、クウェート(2007年の選挙から)

円高ドル安、円高ユーロ安、ユーロ高ドル安・・・そう考えると円が高いというよりドルが安いのでしょうか。でも急激すぎますよね。戻されるのでしょうか。それより、もうちょっと早くユーロ安になって欲しかったな~。今は海外旅行のチャンスかもしれませんね。

http://www.ne.jp/asahi/yoshikatsu/zenkatsu/ensouba/image002.gif

投稿: kinta | 2008年3月18日 (火) 05時06分

円高ドル安ということについて

先日の新聞記事によると、世界各地で、米ドルでの支払いを受け付けるのを止めた観光名所やみやげ物屋が増えているそうで、「支払いはユーロのみ」とかいう場所もあるそうです。日本人やヨーロッパ人は海外旅行のチャンスですが、アメリカ人は海外に行きにくくなりました。私の北欧旅行の夢も遠のきました(涙

投稿: ぴーなっつ | 2008年3月18日 (火) 06時57分

ぴーなっつさん

ドルで暮らしている人にとっては、辛いですね~。この際、円かユーロで外貨預金でも・・・。

投稿: kinta | 2008年3月18日 (火) 07時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ノルダノ改装/Nordanå renewal | トップページ | 家事代行サービス/House keeping service »