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冬のアリエプローグ(2)/Arjeplog in winter vol.2

 悪天候のためにできなかったアイスフィッシング、翌日の日曜日にアリエプローグの湖で試すことにした。上司のセカンドハウスからスノーモービルに乗り数百メートル、実はすぐ隣が湖なのだ。しかし、気温は-18度くらいまで下がっている。この温度は自己ベストを更新する気温だ。
 まずは、湖に張った氷に穴を空ける。氷の厚さは50センチもあるが、エンジン式ドリルというすばらしい道具がある。穴を開けたあと、早速釣り針に餌をつけて穴に糸を垂らす。餌はマゴットと呼ばれるもので、どこかで見たことがあると思ったら、日本で言うところの「サシ(ハエの幼虫)」である。日本のワカサギ釣りと大して変わらないのではないか。近くのガソリンスタンドで売っているという。トナカイの毛皮の上に腰を下ろし、小刻みに竿を動かすこと数分、魚が引いた手応えがあったので針を上げてみる。大きくはないが、スズキの一種だという魚が釣れた。針をはずして魚を雪の上に放置しておくと、1、2分で冷凍状態になってしまう。再び糸を垂らすと、すぐに2匹目が・・・。このときは大漁の予感がしたのだが、それほど甘いものではなく、後が続かない。
 しかし、こんな大自然の中でダイヤモンドダストを見ながら釣りをするなんて、なんという幸せ。前日のスノーモービルツーリングといい、この日のアイスフィッシングといい、最高のエコツアーだなあと思いながら、釣りにふける。結局、場所を転々と変えながら試すも最終結果は3人で10匹ほど。あまりいい結果ではないというが、十分にアイスフィッシングを堪能できた。
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ちなみにこの優しそうな人が僕の上司である。実は、この辺りの自然を知り尽くした想像以上にワイルドな人である。↓(この写真、釣りバカ日誌の浜ちゃんに見えなくもないが、全くの別人である。)彼は料理もすこぶる上手で、この魚たちもこの後すぐに僕らの胃袋に消えていった。
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コメント

一転天気は快晴ですね!
私の自己最高はハルピンで経験したマイナス30度です。
日陰は死ぬほど寒かったですが風もなく晴れていたのでそれほど寒さは感じませんでしたね。
しかしこんな環境下で開拓団として乗り込んだ我々の同胞はすごいと思います。

投稿: ドラ吉 | 2008年2月 6日 (水) 00時21分

Hej, Kinta san!
あのぅ、ケチつけて申し訳ないですけれど、スノーモービルでがんがん飛ばすのって、全然エコ的じゃないと思います。去年の春、普通のスノーモービルは、普通の乗用車の4倍も二酸化炭素を排出するという報告が出され、ほとんどそれが生き甲斐のノルランド人は冷や水を浴びせられたのですが、その後議論を蒸し返さないよう、皆忘れたふりをしてやり過ごしているようです。Kintaさんは強風の中だからあまり感じなかったと思いますが、風がないと、森の中でも長いこと排気ガスの臭いが残っているし、湖などの開けたところでブンブン吹かすと、空気が真っ白になって向こうが見えないくらい排気ガスが漂います。ほとんど毎週末、スノースクーターの跡をクロスカントリースキーでたどっている者の体験です。自然の中をスキーで行くのに、スクーター(スノーモービル)の跡があること自体は好都合なんですけどね、ハハハ。

投稿: Blåttbarn | 2008年2月 6日 (水) 08時52分

ドラ吉さま

すごい、-30度ですか。それはまだ未体験ゾーンです。寒そうですねぇ。でも、この辺でもそのくらい冷え込むことはあったそうですが、温暖化の影響なのか・・・。

Blåttbarnさま

スノーモービルってそんなに二酸化炭素を出してるんですかぁ(汗)。知りませんでした。スウェーデン的ではないですね。今度はクロスカントリースキーにしないとですね。環境に優しいエンジンに変えないとまずいですね。エタノールは低温に弱そうだし、ハイブリッドは値段が高そうだし・・・。んん、やっぱり人力に勝るものはないですねぇ。

それにしても、この辺りのスノーモービルの普及率ってすごくないですか。日本では考えられないくらいの台数ですもんね。たしかに、生活の足以上の意味があるのでしょうかね。

投稿: kinta | 2008年2月 6日 (水) 10時41分

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