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冬の散歩道/Winter promenade

 今日は気温-9度。空は青く晴れ上がり、風も穏やかな日曜日。気持ちがよさそうなので久しぶりに散歩に出ることにした。川沿いの遊歩道を、締まった雪を踏みしめながら歩く。両足を蹴るたびに聞こえるギシギシという雪の音が妙に心地いい。凍った川を横目に、いつも見慣れた場所を歩くが、今日の太陽の光はいつも以上に美しい。遊歩道を歩く人も多く、数え切れないほど多くの人とすれ違う。
 ノルダノから教会村(ボンスタン)を抜け、いつもの教会の脇へ。レヨンストルームス橋の上にも大勢の人が歩いている。こんなにいい散歩日和は珍しいのだろう。太陽は少し高く上るようになってきたし、歩いていると体も温かくなり寒さはほとんど感じない。橋のたもとまで歩き、橋の下にまわってみることにした。ここは日陰になっていて、太陽があまり当たらないので、柳のように垂れ下がった白樺の枝や葉に積もった雪が凍り付いている。
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橋を再び折り返し、教会の脇の墓地を通り抜け、行きとは違うルートで戻ることにする。反対側から歩いて来る人は相変わらず多い。それにしても、スウェーデンの人たちはなんでこれほど散歩が好きなのだろう。若者、老夫婦、家族連れも皆が散歩を楽しむのだ。遊歩道の脇の木を見ると、日向にある木の枝の雪はほとんどがなく、わずかに残った雪の小さな塊は解けかけて、それが太陽に照らされて光っている。
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日が伸びてきたとはいえ、午後2時ころになると太陽は地平線近くまで低くなり、横からのどかな風景を照らす。木々の影が雪面に長く写り、雪の表面もキラキラと輝き、なんともいえない北欧の景色を作り出す。なんだろう、このゆっくりと流れる時間は。凍りついた川は流れる音もせず、周りの雑音も全く聞こえない。聞こえるのは、歩く人が踏みしめる雪の音だけだ。ふと、来た道を振り返ってみると、川越しに教会のドームが見える。さらに歩くと、川辺には雪の積もった桟橋が見える。夏にはボートが行き交うこの川も、この時期は船も受け付けない。2時間近くは歩いただろうか、体は温まったが頬が冷たくなった。そろそろ、家に戻って温かいコーヒーでも飲もうか。
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