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クリスマス準備/Preparing for Christmas

 アパートの前に止まった車の屋根に、クリスマスツリーにすると思われるトウヒの木が積んでありました。この辺りは木が豊富なので、本物の木でツリーを作る家庭も多いとか。お父さん方が森の中に採りにいくのだそうです。送電線の下の木などは切ってもいいルールがあるようで、職場の同僚の一人は、毎年、送電線の下にあるツリーに適当な大きさの木を探してくるのだそうです。
 スーパーの食料品コーナーでも、クリスマスらしい食材が並び始めました。スウェーデンのクリスマスには「ユールボード」という、日本流でいうとバイキング形式の料理が並ぶそうです。特に伝統的なのは、ハムなんだそうです。そういわれてみると、肉コーナーでは量り売りのハムを買い求める人も多い気がします。ハム以外では、「ヤンソン氏の誘惑」というじゃがいも、アンチョビなどをポテトグラタンのように焼いた料理もクリスマスに良く食べられるようです。
 スウェーデン(欧米全般に言えることなのかもしれませんが)では、クリスマスの時期は外に出ている家族が実家に戻り、家族でクリスマスを過ごすそうなので、ちょうど日本のお正月と同じような雰囲気なのでしょう。このユールボードは日本のおせち料理といった感じなのだと思います。クリスマスイブには、このユールボードをお腹いっぱい食べた後、午後3時からは家族全員がテレビの前に集まり、ディズニーのアニメ(ドナルドダックなど)を見るのが伝統的なのだそうです。このディズニーのアニメを見るという習慣、1960年代頃にテレビが一般家庭に普及し始めた頃からの伝統なんだそうです。当時はチャンネルが1つしかなく、そのチャンネルでディズニーを放送していたため、それ以来今でも続いているのだとか。日本で言うと・・・・大晦日の紅白歌合戦か、お正月のかくし芸大会と言ったところでしょうか。このイブにディズニーアニメを見るという習慣、スウェーデンしかないのかと思いますが、面白い習慣ですね。それよりも、その裏番組では何が放送されているのか、とても気になります。格闘技とか時代劇とかではないのでしょうけど・・・。
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コメント

Hej igen, Kinta-san!
 またおじゃまします。ユル・アフトン(クリスマスイヴ)のディズニーですが、子供たちにとっては、待ちに待ったこの日、朝から何度も何度も時計をのぞき込んではため息をつき、ゲームなども手につかず、いらいらして兄弟こづきあい、ひたすら夜になってユルトムテン(サンタクロース)が来るのを待つわけで、午後3時近くなると彼らの忍耐も限界に近づいて、ほとんど気が違いそうになるとき、お定まりのカッレ・アンカ(ドナルドダック)が始まり、まずは一息、気を紛らわせることができます。大人たちは、これが始まるまでに晩餐の準備をすませ、この間、招かれている親戚などが続々やってきて、グロッグ(甘くスパイスで味付けしたホットワイン)をふるまわれ、ひとまず近況を交わしあってうち解けます。そうしてユルボードの晩餐となり、子供たちは、いろんな種類のニシンの酢漬けなど全く興味を示さず(だいたいこの日はおやつなんかも食べ放題でお腹もすいてないようです)、申し訳にモモハムや肉団子をちょっと食べて、もう食卓にじっとしておられず、大人たちが乾杯したりお代わりしたりしていっこうに食事を終わらせないのを、じりじりしながら待たされます。やっと大人がごちそうに満足する頃、窓の外にちらちらと揺れ動く明かりが見え、「ユールトムテン!!!」登場となります。ということでディズニー番組は、ただお楽しみというより、晩餐が始まるまでの時間稼ぎという重要な役割を担っています。なんで子供たちがそんなに首を長くしてユルトムテンを待つのかというのは、ユルトムテンが来てみると納得します。子供はこのときとばかり、20~30個くらいのプレゼントをもらうのです。ちょっとあまりに物質主義に毒されているという気もします。

投稿: ブロットバーン | 2007年12月 8日 (土) 10時34分

スウェーデンのクリスマスイプの実態レポート、ありがとうございました。

これを聞いて思ったのですけれど、日本のお正月そのまんまですね。子供たちにはおせち料理もあまり興味がないのと似てますね。

でもそんなにたくさんのプレゼントをもらうとは知りませんでした。日本のお年玉と同じじゃないですか。ところで、そんなにたくさんのプレゼントって誰が買うのでしょう?そんなには親だけではとても買えないないですよね。

ドナルドダックは、そんな時間つなぎの役目があったとは知りませんでした。マヤ・ヒラサワ嬢の曲にもありましたね、クリスマスイブのドナルドダックがなんとかって歌詞が。

ではまた。

投稿: kinta | 2007年12月 9日 (日) 13時43分

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