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聖ルシア祭/Lucia

 今日、12月13日は「聖ルシア祭」でした。ルシア祭はもっともスウェーデンらしいといわれる行事の一つで、僕がスウェーデンで一番見てみたいと思っていた行事の一つです。「聖ルシア」と聞いてもピンとこないのですが、「サンタルチア」と書いた方がわかりやすいでしょう。ルシアとは、皆さんご存知のイタリア生まれの「サンタルチア」の曲、あれと関連があるのです。詳しくはこちらを(→ウィキペディア
 旧暦では12月13日は冬至とされていて、1年で最も夜の長い日であると同時に日が長くなる始める日でもあるということでお祝いの意味があるのだとか。きっと夏至祭に対応する冬至のお祭りなんだろうという気がしています。もともとはキリスト教から来た宗教的な行事でしたが、現在のルシア祭は純粋な意味でのキリスト教の行事ではないようです。スウェーデン(北欧?)にあった民間信仰と結びついて、キリスト教的な行事のように見えてそうではないようです。やはり北欧には太陽に対する信仰心が昔からあったようで、キリスト教に対する信仰心よりも、太陽に対する信仰心の方が人々の心の中に深く刻み込まれているのではないかという気さえしてきます。
 うんちくはともかく、今夜7時から行われた教会でのルシア祭のイベントに参加する機会がありました。職場の人達からは、時間前に着いていないと満席で座れないよといわれていたので、18時45分頃には教会に到着しました。初めは地元の若者のオーケストラの演奏から始まりました。「諸人こぞりて」などクリスマスらしい曲が数曲演奏された後、いよいよルシアの行事が始まりました。
 白い衣装を着てロウソクを持った7人の少女たち(おそらく中学生か高校生くらいでしょう)が、サンタルチアを歌いながら一列で入場してきました。この娘たちは聖歌隊の出身なのか、本当に歌声がきれいで、コーラスが絶妙なのです入場のときのサンタルチアを聴く)。そして、正面の舞台の上に並びます。地元紙の投票でルシア(光の聖人)に選ばれた一人の少女の頭のロウソクに火が灯されます。その後、彼女たちがクリスマスキャロルを何曲もコーラスで歌います。教会のドームに反響して、心が洗われるような歌声です。彼女たち、本当に歌が上手でした。(Norra Västerbotten紙の記事へ
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シェレフテオでのルシア祭の撮りたてホヤホヤの動画を用意しました。美しいコーラスをお聞きください。※下の動画が見れない方はこちらをクリックしてみてください。(→動画1)(→動画2)、それでも見れない方(→音声1)(→音声2

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コメント

※【聖ルシア祭】動画、観賞させて頂きました。 ジンと感じるところがありました…!

※秩父夜祭を愉しみ、七日まで秩父の里を徘徊…、今昔の感慨に想いを~~。
私の秩父・原風景は昭和27年…、平地も斜面の畑地も一面桑畑…、機のBGM、蚕の町…

※今は限界集落が…、自然に還る風情・寂寥

※秩父は今【地域社会システム改革・痛感】します。 日本の法体系=生産者重視ですが
生活者重視(消費者)の法制化が急務ですね

※瑞典は“生活重視・国家のモデルケース”
道徳観は世界一との誇りも…(大きな政府)

※足知の精神『仏教経済学的思考』が秩父に
ぴったりします…(愚考)

例;地域をNPO化し、『在りのままの秩父』
“ありのままの日常生活”体験ツアー検討?
 皆さん元気よく、居場所見つけ・Uターン

投稿: 和泉 俊男 | 2007年12月15日 (土) 17時24分

和泉様

コメントをありがとうございました。秩父夜祭と冬の秩父をご堪能されたのですね。

ルシア祭の歌声、心に響くものがありました。この教会の建物も素晴らしいので、その雰囲気といい、響き方といい生で味わうと感動もひとしおです。

スウェーデンと日本では、似ているところも異なるところもありますが、スウェーデンの人々の平等精神は見習うべきものがありますね。しかし、日本の方が人間同士(特に家族間)のつながりは強い感があります。NPOを積極的に活用していこうという考え方も、スウェーデンより日本の方が強い気がします。スウェーデンでは色々な方面で、公的なセクターが仕事を受け持つケースが多いですね。日本の土壌に合うシステムはぜひ参考にできたらいいなあと思っています。

では。

投稿: kinta | 2007年12月16日 (日) 03時02分

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