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犬ぞり/Dog sled

 シェレフテオから内陸に約130キロのところにあるアルビッツヤール(Arvidsjaur)という街に行ってきました。シェレフテオの市街からアルビッツヤールの市街地までは130キロも離れていますが、境界を接するお隣の自治体なのです。シェレフテオから車で1時間半、ゆっくり走っても2時間はかからないでしょう。スウェーデンの人たちは冬のアイスバーンでも、スパイクタイヤで時速100キロ以上で突っ走りますので(笑)。90キロくらいで走っていても、軽々追い越されてしまいます。
 アルビッツヤールはさらに内陸のアリエプローグという街とともに、共同でHPや観光パンフを作るなどの観光PRを行っており、「ラップランドの真 ん中」というキャッチフレーズで宣伝をしています(→リンク)。夏の白夜の時期ももちろん素晴らしい場所ですが、冬にはスキーなどのウィンタースポーツ、スノーモービル、オーロラ観察、犬ぞりなどのほ か、様々なラップランドならではの冬の体験ができます。しかし、日本からの観光客はそれほど多くなく、キルナ周辺に比べると日本の旅行会社は未開拓のエリアでしょう。ここには空港もあり、ストックホルムからのアクセスも悪くないです。
 天気予報を見ると週末は晴れそうだったので、オーロラ観察と犬ぞりを体験したいと思って出かけました。しかし、ちょうど月が満月に近い明るい時期でもあり、オーロラの方は残念ながら見えませんでしたが、犬ぞり体験は予想以上にエキサイティングでした。
 インターネットで犬ぞりツアーを行っているNymånen(→リンク)というページを見つけ、電話をかけてみました。ミカエルさん、ビギッタさんというご夫婦でこの犬ぞりビジネスをやっているようです。ミカエルさんが電話に出て尋ねてみると、ここ数日気温が高く雪も少ないため、コースの状態はあまりよくないけど、問題ないでしょうとのことでした。アルビッツヤールの中心から北へ25キロほど離れた彼らの自宅(→地図)に行ってみると、そこにはシベリアンハスキーの犬舎が・・・。50頭近く犬がいるのだそうです。
 そして、犬ぞりツアーを体験させてもらうことに。トナカイの毛皮が敷かれた4人乗りのソリを12頭の犬が引っ張ります。ツアーのコースは2種類あり、短い方で13キロ(約1時間)、長い方は25キロ(1時間50分)ほどだそうです。ただし、値段の方は大差ないので、長いコースにすることに。僕らがソリに乗り込むと、犬が一斉にこちらを向いて、歓迎のあいさつなのか、準備万端の合図なのかほえ始めました。そして、ソリの最後尾に立って指示をするミカエルさんの合図で出発。
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 走り始めると、ソリの体感速度は予想以上でした。おそらく下り坂では時速30キロ以上は出ているのでしょう。10時半過ぎには太陽が地平線からわずかに顔を出し、朝日に向かって犬ぞりは走ります。犬が疲れると途中で小休止、犬たちは喉が渇くのか、コース脇の雪に顔を突っ込んで、雪を食べます。鉄道の線路を越えるときには、ソリがジャンプしてとてもスリリングです。気温は-5度ほどとそれほど低くはないのですが、前からの風で顔はだいぶ寒く感じます(防寒対策は十分に!)。おまけに、犬が蹴った雪の小さな塊が顔にぶつかってきます。針葉樹の中をひたすら走り、ときおり凍った湖が見えます。20キロ以上の行程の犬ぞりツアーで、車では進入できないラップランドの冬の景色を楽しむことができました。最高のエコツアーですね。ビギッタさんは、日本人観光客はほとんど来ないと言ってましたが、かなり面白いですよ~。オーロラ観察と一緒にぜひお試しください。
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↓↓オンボードカメラでお楽しみください。(見れない方は→動画1動画2動画3

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