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ニート/NEET

 今日は雪でした。シェレフテオの中央広場を通りがかると、クリスマスマーケットのイベントが行われていました。そこに職場の同僚がスタッフと勤務していたので、「天気が悪くて大変だねえ」というと、「雪が降って最高の天気だよ」と切り替えされてしまいました。ですよね、これくらいの雪ではここの人は動揺しませんものね。日本だったら、客足が遠のきそうですけど。クリスマスには雪は付き物だから、雰囲気を盛り上げるためにもいいのかもしれませんね。このマーケットの雰囲気、秩父神社の境内でお正月飾りの店が出る風景、あれを彷彿させるものした。
 さて、今日は若者の職業観の話を少し。日本ではニートと呼ばれる若者たち、スウェーデンでも同じような傾向があることが職場の人と話をしていてわかりました。ただし、スウェーデンではニートという言葉は使わず、ungdomsarbetslöshet(若者の失業)というのだそうです。「ニートって知ってる?」とスウェーデン人に聞いたら、「何それ?」と言われてしまいました。世界共通語じゃないのですね。どうやらニート(NEET)という言葉はイギリスで生まれ(→リンク)、日本以外にも中国や韓国にもその傾向はあるようですが、ニートという言葉の定義自体は国によって若干違っているのかもしれません(→リンク)。
 シェレフテオの若者の失業率というのも16%程度あるそうで、かなり高い失業率です。彼らがなぜ職につかないのかというと、少し働いて収入を得ては旅行にでかけたりというのが良い例で、自由な人生を楽しみたいスウェーデンの若者の典型なのでしょうか。それと、雇用のミスマッチというのもあるようです。スウェーデンで若者たちに人気の職業というと、マスコミ関係とか、芸術関係のようです。若者の理系離れはスウェーデンでもある傾向のようで、技術的な職業には職はあっても若者が希望しない傾向があるようです。企業側でも、せっかく雇用して人材育成をしようと思っても長続きしないので、それならスウェーデン以外でも労働意欲のある人材を雇用したいと思っているようです。前にも書いた団塊世代の大量退職の問題、若者の理系離れ・数学嫌いの傾向、若者の勤労意欲の低下というのは日本もスウェーデンも似たような問題を抱えているなあと思いました。
 シェレフテオ(ヴェステルボッテン)では、小学校~高校で、職業意識を高めるようなプログラムも授業の一環に組み込まれているのだとか。高校生くらいになると、このようなプログラムの延長で実際に起業に至るケースもあると聞きました。ちょっと興味あるのですよね。どんなプログラムが学校で行われているのか。機会があったら見てみたいですね。

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