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執行委員会/Executive board

 今夜は外はやけに冷えるなあと思い温度計を見たら、-7度でした。いやぁ、さぶい。
 実は、プレゼン第2弾が昨日終わりました。30分の持ち時間を今回はノー原稿でトライしてみたのですけど、やっぱり辛いですね~。少し突っ込んだ話になると上手い表現が浮かんでこなくて・・・。英語の修行もまだまだ必要だなあと痛感しました。
 昨日のプレゼンは、正確に言うと「市執行委員会」という市議会議員から編成される組織で行ったのですけれども、この執行委員会という組織は日本にはない形態です。日本の国レベルの政治でいくと「内閣」のようなイメージなのですけれど、内閣が与党議員のみで構成されるのに対し、執行委員会は市議会の各政党の議席割合と同比率で構成されている組織なので、野党議員もメンバーに含まれています。しかしながら、執行機関としては最高の権限を持つ組織です。日本の自治体の首長が大統領制に近いのに対し、スウェーデンの執行委員会は合議制のようになっていて、この執行委員会の委員長が自治体を代表し、日本の首長にあたります。
 スウェーデンでは、地方議会も比例代表選挙による政党政治であることは、前にも書き込んだとおりです(→リンク)。国政レベルですと、前回の総選挙で政権交代があり、与党は穏健党を中心とする右派の連立与党なのですが、地方議会の与党は自治体によって、穏健党を中心とする「右派連立与党」のところと、社会民主党を中心とする「左派連立与党」のところがあります。現時点では、都市部を中心に右派与党の自治体が多いのですが、シェレフテオでは社会民主党(左派)が与党になっているのです。北に行くほど左派が強い傾向があるようですね。西高東低ならぬ、南右・北左です。
 右派と左派の対立軸の1つに「小さな政府」か「大きな政府」の選択があるのでしょうが、シェレフテオではスウェーデンの福祉政策の基盤を築いてきた左派が優勢だということは、今も「大きな政府」志向が強いのでしょうね。昨日もスウェーデンと日本の自治体職員数の話に触れたのですが、単純に比較をすることは容易ではないのですけど、職員数から見ると明らかにスウェーデンの自治体の方が「大きな政府」なのですよ。その差があまりにも大きいので、日本の方が小さな政府だということを強調しすぎると、イデオロギーの違いまで掘り下げなくてはなので、そこだけは気を使いましたね。「大きな政府」自体がスウェーデンモデルの特徴なので、これを否定してしまうとこの国のシステム全体を否定しまうことになりかねないので、そこが問題です。「大きな政府」をうまく機能させていることが、スウェーデン的手法そのものなんですよねぇ。
 今日は、なんだかわかったような、わからないような話をしてしまいました。

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