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環境教育(その2)/Environmental education vol.2

 この日は市内のBoliden(ボーリーデン)地区にある小学校で、野外活動を行いました。朝早く市役所を出発し、朝もやの中を小学校へ向かいました。この小学校は1930年代に建てられたという、ファールンレッドに塗装された趣のある木造2階建の校舎で、壁の色こそ違うものの昔の日本の学校を彷彿させる建物です。
P1020939_3 この日に活動を行うのは、小学校3年生のクラスの1つで、24人の児童がいます。まずは担任の先生と打ち合わせをした後、学校の近くの森に向かいました。森といっても日本で想像するような山というよりも、少しだけ高低差のある里山という感じです。現地に到着すると、みんなで輪になって今日の活動の概要の説明がありました。この自然学校は、参加者や季節によって活動内容を変えるのですが、晩秋のこの時期には植物の花と種をテーマに行います。その後、みんなで目を閉じて、森の中でどんな音が聞こえるか耳を澄ませて聞いてみようと指示がありました。野鳥の鳴く音や、水の流れる音が近くから聞こえてきます。自然の音を感じた後には、子どもたちを3人ずつのグループに分け、いよいよ活動が始まります。まずは、グループごとに森へ入って、植物の花と種を採集してくることから始めます。子どもたちは、草むらや木立の中で楽しみながら植物を探しています。晩秋なのですが、まだわずかに野草の花が残っており、その近くには既に枯れて種になってしまったものもあります。先生は、同じ植物の花と種の状態を比較させたいようです。20分ほどして集合の合図があると、あちこちから子どもたちが戻ってきます。白いシートを地面に広げ、持ち寄った植物の種類ごとに、分類することになりました。分類した植物は後で教室に持ち帰り、観察に使うようです。
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 その次に、子どもたちの靴に黒のフェルト布をかぶせて、森の中を歩き回ってみるという活動が始まりました。最初は何のための活動なのかよくわからなかったのですが、よく聞いてみると、植物の種が野生動物によって運ばれるという自然の仕組を学ばせたいようです。森を歩き回った子どもたちの靴に巻かれた布には、色々な草花の種がついていました。今度はその種をルーペを使って、観察してみることになりました。地面に腹ばいになり、興味深そうにルーペをのぞき込む子ども達の目はとても輝いていました。
(つづく)
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