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ヤパーネル、ヤパーネル・・/Japaner, Japaner...

 今日はプレゼンの第一弾、シェレフテオのマーケティング協会主催のイベントに参加しました。参加者は主にシェレフテオ地域の企業関係者で、スピーカーは市内の企業家や市の職員の十数人でシェレフテオの企業活動についてプレゼンテーションを行うものです。
 シェレフテオ市と秩父市のコラボレーションプログラムとして、「Japaner, Japaner, Japaner...och Skellefteabor!」と題したプレゼンを市議会議員のJ氏と一緒にやってきました。この題名ちょっとおかしなネーミングなのですが、1936年8月4日にベルリンオリンピックでスウェーデンと日本がサッカーで対戦したときに日本が3-2で勝利し、そのときのラジオのアナウンサーのSven Jerring氏が「Japaner, Japaner, Japaner....」(ヤパーネル、ヤパーネル、ヤパーネル・・・)と絶叫したそうなのです。それ以来、語り継がれているフレーズだそうで、年配の人には良く知られたフレーズなのだとか。(→ウィキペディア
 J氏の概要説明の後にいよいよ出番が回ってきたのですが、時間にして15分くらいのプレゼンを緊張しながらも、聴衆が50人位と多くなかったのも幸いし、無事終了することができました。なるべく表や数字を使って、スウェーデンの人にもわかってもらえるように工夫をしたつもりなのですが、その読みは間違っていなかったようで、シェレフテオと秩父の違いを少しは伝えられたかなあと思っています。例えば、秩父市には年間約400万人の観光客が訪れるが、これはスウェーデンの人口900万人の40%以上になるとか、シェレフテオと秩父の人口は同規模だけど面積は12倍も大きいだとか、予算額は2倍以上、職員数は9倍以上だとか、東京の人口はストックホルムの約15倍だとか、そんな比較を話してみました。数字が訴える力は大きいようで、割と食いつきはよかったようです。初めにたどたどしいスウェーデン語で自己紹介したのも、聴衆の同情を誘ったようです。日本でも、外国人が日本語を話してると助けたくなりますもんね。
 ともかく、小さな山は越えられたかなとホッとしたところです。次は市議会でロング・パージョンをすることになっているので、そっちの方が問題ですね。それと、言葉の問題よりも、やはり内容の方が大事なんだなあと感じましたねぇ。まあ、いい練習にはなりました。
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コメント

Hej kintaさん、プレゼンのご成功おめでとうございます。ところでヤパーネル、ヤパーネルですが、これはスウェーデンスポーツ史上最悪のトラウマといえるくらい、スウェーデン人を驚愕と羞恥の淵におとしめた敗試合のようで、時は1936年ベルリンオリンピックの予選トーナメント、日本が3-2でスウェーデンを下してしまったときの実況中継が、今では「伝説的」と形容されて、日本人がちょっと目立つたびに、またはスウェーデンが国際試合で対等以下とみなしていた相手に苦戦を強いられるたびに引用されます。ちなみにSRスウェーデンラジオのアーカイヴから聞けるようなのでお試しください。http://www.sr.se/cgi-bin/Radiosporten/nyhetssidor/artikel.asp?nyheter=1&programid=2835&Artikel=1307029
日本であまり知られていないようなのは、日本がアジア諸国を侵略したり、連合国を相手に戦争をした思い出したくない歴史の一部に当たるからなのかも、と思ったりします。

投稿: あお子さん | 2007年10月27日 (土) 00時16分

あお子さま

プレゼンの方は、成功なのだかどうかわかりませんが、第一弾はなんとか終わりました。

「ヤパーネル・・」のディープな情報をありがとうございました。さすがスウェーデン生活が長いだけあって、良くご存知ですね。そこまで深い意味があるとは知りませんでした。よく調べたら日本では「ベルリンの奇跡」と呼ばれているらしいですね。(上にウィキペディアのリンクを張っておきました。)スウェーデン側がらみれば「ベルリンの悲劇」なのでしょうが・・・。日本的には「ドーハの悲劇」的な悲しい記憶なのでしょう。アメリカの「リメンバー・パールハーバー」的な意味合いでなければよいのですが。でもこの出来事、戦前のことなのですね。そういう意味では、パールハーバーよりも古いフレーズなのですね。

上のリンク、ページにはアクセスできるのですが、音声は聞けませんでした。どうしてなんだろう?

ではまた。

投稿: kinta | 2007年10月27日 (土) 01時59分

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