« 環境教育(その2)/Environmental education vol.2 | トップページ | 光/Lights »

環境教育(その3)/Environmental education vol.3

 野外での活動を終え、次は教室内での活動に移ります。子どもたちは歩いて学校に戻りました。スウェーデンの小学校の教室はどんなだろうか興味があるところです。この写真のように、日本と大差はありませんね。机や椅子は日本のものとは少し違います。机は天板が上に開くようになっていて、そこに教科書やノートを収納できます。椅子は少し高めで、足を乗せるプラスチックの板がついていて、その板を上下に調節することで、各児童の身体に合った高さにできるようになっています。それと、教師から見やすいように机の前面に名札が貼ってあります。
P1020916 子どもたちが戻ると、教室の中央にシートを広げ、種類ごとに分けた植物の名前を一つずつ先生が説明していきます。植物の名前を知っている児童は、手を上げて答えます。全部で十数種類の植物がありました。その種類を教室のホワイトボードに書いていきます。また、先生は松ぼっくりから種を取り出して見せたり、ドライヤーを使って枯れた花から種が飛ぶ様子を見せたりします。ひと通り説明が終わると、それらの種の観察が始まりました。ルーペを使ったり、用意した顕微鏡で細かい部分まで観察をしてみます。
 その後は、子どもたちは自席に着き、ルーペを覗き込みながら種のスケッチが始まりました。白い紙に各々が種を観察して、種の形や外側の表面の模様などを注意深く描いていきます。その作業が終了すると、この日の自然学校の活動は終了でした。
 今回は小学校3年生が対象でしたので、「自然の階段」でいう 2)自然を体験し、観察する という段階の活動を行ったのでしょう。自然学校の先生たちが言うには、環境教育の基本は、自然と親しみ、多様な生物が自然の中で生きていることを知り、観察することだそうです。そして高学年になるに従い、より理論的なことを教えていく。それが彼らのやり方なんだそうです。1年間のうち、夏休みと冬の時期を除いては、ずっと各小学校に出向いて野外活動を行うのですが、時間的な都合で全部のクラスは回れないので、実質的には2~3年に一度、子ども達がこの授業を受ける機会があるそうです。
P1020921P1020928P1020932P1020933

|

« 環境教育(その2)/Environmental education vol.2 | トップページ | 光/Lights »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 環境教育(その2)/Environmental education vol.2 | トップページ | 光/Lights »