« 地域暖房/District heating | トップページ | 続・続・続・松茸/Matsutake vol.4 »

スケーリア/SKERIA

 今日は、シェレフテオの教育・研究施設の拠点エリアであるスケーリア(SKERIA)を紹介します。このエリアは、市役所からシェレフテオ川をはさんだ対岸にあります。
 ここはキャンパス・シェレフテオ(→リンク)とも呼ばれていて、教育施設が集積しています。まず、このエリアにある高等教育機関として2つの大学があります。ルレオ工科大学シェレフテオキャンパス(→リンク)とウメオ大学シェレフテオキャンパスです。ルレオ工大シェレフテオの看板は、なんといっても木材科学学科です。そのほかにもコンピューターグラフィックなどIT系の学科、テレビ・映画などの映像科もあり多彩な内容です。修士課程もあり、外国から来た研究生も多いとか。その向かいあるのが、ウメオ大シェレフテオキャンパス(→リンク)です。ここは社会科学系を中心とした内容のプログラムがあります。
 またほかには、SP‐Trätek(スウェーデン国試験研究所)が木材産業分野の研究開発を行っています。ここには日本人が2人いて、いつもお世話になっています。それから、私の通っている移民向けスウェーデン語教室などを行うVUXという成人教育施設(→リンク)、それ以外には職業訓練施設(→リンク)があり、ここではホテル&レストランマネジメントコースやクリエイティブデザイナーコースなどの職業に直結した教育が行われています。また、市議会も行われるフォーラムという施設もここにあります。
 それぞれの施設としてはそれほど大規模なものではないのですが、ここの教育機関ではシェレフテオにある企業と直結した研究を行っており、そこは感心するところです。やはり企業誘致的な視点からも、教育内容も考えているようです。企業を誘致するのにはどうしても人材が必要になります。そのため、常に企業で活躍ができるような人材を育成していかないと、企業誘致上も不利だそうで、その時点での最新の知識を得られるような教育プログラムを組んでいるようです。しかし、最新技術はすぐに陳腐化してしまいますから、学生が卒業するころにはその知識が企業では必要なくなっていたりするなど、その辺の対応が難しいと聞きました。常に産学が連携をして、それを官がバックアップしていくという印象を受けますね。そういったところがスウェーデンの研究開発の旺盛さの原点なのかもしれません。
P1020807P1020805P1020808

|

« 地域暖房/District heating | トップページ | 続・続・続・松茸/Matsutake vol.4 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 地域暖房/District heating | トップページ | 続・続・続・松茸/Matsutake vol.4 »