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森林組合(その2)/Forest owner's association vol.2

 前回からのつづきです。

 スウェーデンの森林組合の業務内容は、組合員への情報提供、指導のほか、利益代表として国政府への陳情も行うとのことでした。この辺は日本と同じようなものでしょうか。やはり一番違うのは、組合自体が実際の製材や流通まで一貫して、大規模に手がけているというところでしょうか。日本だとそこまではしてないのだと思います。また、日本の木材の流通経路は中間が多いとも聞いたことがあります。現在、日本の木材の自給率は約20%だそうですが、競争力をつけるためには、木材の流れをシンプルにする必要があるのかなあと感じました。そのためにも森林組合のような団体の人材を充実させて、規模拡大や活性化を考えてみるのも1つのヒントでもあるのかなあ感じました。農業と同じように企業化・集団化という流れは、将来的に避けられないのでしょうね。ちなみに、この北部スウェーデンの森林組合の従業員は420人だそうです。
 また、スウェーデンの林業を見ていると、林業経営や製材所の機械化、IT化が進んでいるなあと思います。本当に生産性が高いです。伐採などは日本は地形的に不利な面が多いですが、上流から下流まで業界全体としてもっと競争力をつける必要があるのでしょう。
 森林組合に加入するには、初めは出資金を払うそうです。そして、森林組合は利益を追求する団体ではないものの、利益を上げた場合には3分の1は税負担、3分の1は設備投資に、そして残りの3分の1は組合員に配当金として還元されるのだそうです。前回の話のとおり、組合員がどの会社に木材を売ろうかと考えるときに、組合の利益が増えれば配当も増えるというのも、森林組合に売るインセンティブになっているそうです。
 何だかまとまらない話になってしまいましたが、色々な貴重な話が聞けて、考えさせられる内容でもありました。

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