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フィルミョルク/Filmjölk

 スウェーデンのスーパーマーケットの乳製品コナーに行くと、その種類の多さは日本に比べるとかなり多彩です。普通の農業は気象条件の理由からもそれほど盛んではないのですが、酪農に関しては盛んなので、食文化の中に乳製品が根付いているからなのでしょう。値段も他の食品に比べたら割安感があり、日本とほぼ同程度か、物によっては日本より安いです。牛乳は、3%程度の普通の牛乳、1.5%程度のメランミョルク(乳脂肪分の少し低いもの)、さらに低脂肪のものも一般的で、日本よりも低脂肪乳が人気があるように感じます。そのほかに、発酵乳製品でフィルミョルクと呼ばれるものが、北欧独特の食文化のようです。
 フィルミョルクとは、ヨーグルトに似た乳製品なのですが、日本で見かけるプレーンヨーグルトほど固まり感がなく、飲むヨーグルトよりはドロっとしてヌルヌル感がある発酵乳です。英語ではサワーミルクと表現されます。ヨーグルトとの違いは、異なる乳酸菌を使って発酵させた発酵乳のようです。フィルミョルクは、スウェーデンでは通称「フィル」と呼ばれていて、朝食で食べるのが一般的です。食べ方はシリアルにかけて、ジャムや砂糖などで好みに応じて甘さを調整してから、それに絡めて食べるのが一般的です。もちろんそのままでも食べられるのですが、少し酸味があるので甘いものを加えた方が美味しいと感じますね。
 初めて試したときは、その食感が何か微妙だなあと思ったのですが、味の調整を心得て食べ慣れてくるとこれも悪くないなあと感じるようになりました。日本だとシリアルには牛乳という先入観があるのですが、フィルは牛乳よりもねっとりとシリアルに絡み、ジャムの種類を色々と変えてみると違う味が楽しめますし、なにしろ健康によい乳酸菌というのが一番の魅力でしょうか。日本でもヤクルトなど、古くから乳酸菌は健康食品として生活に根付いていますし、プロバイオティクスとして最近は花粉症にも効果があるという菌も流行っていますよね。スウェーデンのフィルに日本のビフィズス菌を加えた製品、その名も「おなか(Onaka)」という製品もスウェーデンで売られているようです。パッケージは漢字が書かれていて怪しげですが、これぞ日・瑞合作。(→リンク
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