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アリエプローグ(その3)/Arjeplog vol.3

 トナカイの精肉作業を終えてセカンドハウスに戻りました。前の晩は遅かったので散策ができなかったので、近くを散策することに。
 森の中を歩いてみると、下草はほとんどがベリーなのです。地面から30センチくらいしかない木にブルーベリー、リンゴンベリー(コケモモ)の実が一面にあります。ブルーベリーは時期が遅いので実がしぼみかけていましたが、リンゴンベリーはちょうどいい時期ですね。といってもこれだけの量があるのでは、ほとんどが人間に採られることがないのでしょう。
 そうこうしているうちに、そろそろ帰る時間だよと。帰りにいいところを見せてあげるといわれました。5分ほど車で走ると、そこにはセキュリティーの厳重なゲートが・・・。ここは自動車メーカーの冬季のテストセンターなのだそうです。このテストセンターは、冬におこなわるテスト施設では世界一の規模だそうで、メルセデス、BMW、GM、オペル、ボルボ、フィアット、ヒュンダイなど数多くの自動車メーカーがテストを行うのだそうです(→リンク)。したがって、冬の間は世界各国から集まったエンジニア達が長期間滞在し、人口が2倍以上になるそうです。何しろこの町は湖だらけだし、冬の気温はマイナス20度から30度と安定しているため、試験には最適なんだとか。自動車試験に関連するビジネスは、この小さな町の大きな産業なのだそうです。確かに、2千人しかいない町なのに、大きなホテルがいくつもあるのです。しかしそのほとんどは、冬しか需要がないらしいのですが。
 特別な許可をもらってゲートの中に入らせてもらいました。ここは写真撮影禁止なので写真は撮れませんでした。まず目に付いたのは、15度と20度の舗装された坂道。ここで四輪駆動などの駆動系システムの坂道試験が行われるようです。それから砂利道の試験用道路。きっと冬には雪と氷なのでしょう。それから湖に向かってまっすぐ伸びる道。今は湖は凍っていませんが、冬には1メートル以上の暑さの氷になるそうで、氷上での試験がメインなのだそうです。ABSなどの実験が行われていると言っていました。また、大きなメーカーは敷地内に事務所、実験室を持っていました。なんか周りをフェンスと森で囲まれて、秘密の研究室という感じですね。
 いいものを見学させてもらった後は、小高い丘に登り、木々の緑と黄色の絶妙なコンビネーションが美しい秋の景色を楽しみ、一路シェレフテオへの帰途に着いたのでした。
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↓↓アリエプローグで行われているBMWのカーテストの模様です。音が出ますので注意!

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