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ロフォーテン紀行(その3)/Trip to Lofoten #3

 翌朝6時のフェリーでボードーからロフォーテンを目指しました。ロフォーテンのモスケネスという港に向かいます。(実はロフォーテンに行くメジャーなコースは、ナルヴィクからスボルバーというロフォーテン最大の町に行くフェリーなのですが、一番の目的地であるレイネに行くのにはモスケネス港の方が便利なのです。)フェリーが出発すると、ノルウェーの複雑な海岸線が見えてきました。船は岩山の島を抜け、約3時間半かけてモスケネスへ到着します。ロフォーテンに近づくにつれ、頂が雲に覆われた岩ばかりの山が見えてきました。ここは「アルプスの頂を海に浮かべたよう」と形容されるのですが、まさにそのとおりです。
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 フェリーがモスケネス港(→Map)に到着し、上方を見上げると絶壁の岩山ばかりです。うちの娘はあまり見たことのない風景に戸惑い気味で、怖がってさえいました。この港から宿のあるレイネまでは車で10分ほどの距離でした。車を運転しながらもその景色のすごさに圧倒されるばかりで、絶景また絶景でした。急に視界が開け、半島のように張り出したレイネの村が見えてきました(→Map)。ここはかつてノルウェーで最も美しい村に選ばれたそうです。透き通って底まで見える海と、遠くにはフィヨルド、わずかな平らなところにロルブーと呼ばれる漁師の家だった赤いコテージが見えます。
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 まだ時間が早いので、ちょっと足を伸ばしてその先の島まで行ってみます。道路は海岸沿いの岩山の脇を抜け、島を結ぶアーチ型が架かっています。橋を渡ってさらに進むと、こんな景色が広がっていました。
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 島の反対側の方へ行くと、そこには白い砂浜のビーチがありました(→Map)。一見すると、南の島のビーチのようですが、遠くにはフィヨルドが見えています。島々のあらゆる地形が素晴らしいので、思わずシャッターを押す回数が増えてしまいます。
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 この島の産業は漁業と観光。島の海岸沿いには、タラを干すための物干しのような木組みがいたるところにありました。この辺りは漁村特有の魚の香りがします。ちなみに、ロフォーテンの干タラは最高級品だとか。値段もかなりのものです。しかし、食べてみると、懐かしい日本の味がしました。多少塩気が少なめでしたが、おつまみでおなじみの「干しタラ」の味でした。もう一つ「魚ハンバーグ」を試してみましたが、これまた懐かしい味。こういうのを何と呼ぶのでしたっけ?はんぺんのようなタラのねりものと同じです。おでんとか、煮物などでよく使うやつです。こんな北欧の果てで懐かしい味に出会うとは・・・。あまりに不思議な感じがして、訳もわからず笑いが止まりませんでした。レストランに入っても魚料理ばかりです。焼いた白身の魚に、スモークサーモン、魚介類のスープなど、日本人の口には間違いなく合う味です。ただし、ノルウェーの物価は異常に高いです。だいたい、子供と二人での食事なんて大した量でもないのに、飲み物まで入れると1万円近くかかってしまいます。世界一物価が高いとも言われる国ですので仕方ないか。(つづく)
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コメント

爽やかで美しい景色に心打たれました。「バカンス」とうい概念は、こういう過ごし方をしないと自分の中で芽生えないと思います。細切れな「夏休み」で、「観光」に興ずる自分には羨ましい限りです。
 もうすぐ「ミニ出勤」とのことなので、蒸し暑い日本でお待ちしています。

投稿: edamasama | 2007年7月30日 (月) 09時00分

 いえいえ、まだ私も細切れ旅行の癖が抜けません。ほかのヨーロッパの旅行者と話すとスケールが違いますね。1ヶ月かけてスカンジナビア半島の南から最北の方まで旅行したり、キャンピングカーでキャンプ場を転々としたり・・・。休暇の過ごし方の違いを感じます。しかも、意外とお金をかけずに上手に旅をしているのは見習いたいです。

投稿: kinta | 2007年8月 2日 (木) 08時48分

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