« キャンプ場/Camping site | トップページ | 長くつ下のピッピ/Pippi Långstrump »

デポジット制度/Deposit system

 夏至から3週間ほど過ぎ、夜中の明るさは以前ほどではなくなってきました。といっても十分に明るいのですが、段々と昼が短くなっているんだなあと感じます。
 さて、スウェーデンのゴミの分別の話は以前に書き込んだところですが(→参照)、今日はペットボトルのデポジット制度について書いてみます。スウェーデンではペットボトル(1994年~)とアルミ缶(1984年~)はデポジット制になっていて保証金が商品価格に上乗せされています。500ミリリットルのもので1クローナ(約20円)、1.5リットル・2リットルのもので2クローナまたは4クローナ、缶は一律0.5クローナがデポジット金額になっています。この保証金は、スーパーマーケットの店頭に設置された回収器で金券化することができます。写真のような回収器にボトルの底から入れると、機械が自動でデポジット金額を判別し、終了ボタンを押すとレシートが印刷されて出てきます。このレシートは、お買い物券としてレジで支払いをする際に使用することができます。
 この機械の前には、ペットボトルを詰めた大きな袋をもった人が並んでいることが多く、デポジットのインセンティブはかなりあるのではないかと思います。ちなみに日本でのペットボトル回収率は65.6%(2005年)で世界トップクラスだそうです(→リンク)。スウェーデンでの缶・ペットボトルの回収率は86%(2005年)だそうです。スウェーデンでは業界団体が自主的にデポジット制度を導入し、Svenska Returpackという会社がデポジットのシステムを取り仕切っています。回収率が高いのももちろんなのですが、それより特筆すべきは「リターナブルペットボトル」の割合の高さでしょう。日本のペットボトルはワンウェイが主流だそうですが、ヨーロッパではペットボトルの形状を統一し、瓶と同じように10回~20回と繰り返し使うような傾向があるようです。スウェーデンでのリターナブルPETボトルのシェアは、ソフトドリンク容器の37.3%、ミネラルウォーターの44.7%を占め、飲料合計でも23.7%であるとのこと。3R(リデュース、リユース、リサイクル)の中でも、リサイクルよりもリユースの方が優先順位が高いのだと、エコ検定の試験のテキストでも読んだ気がしますね。既に回収率の高い日本の次の課題はこれなのでしょうか。(※環境省で出している報告書の中にスウェーデンのデポジットの仕組みが書いてありましたのでご参考までに)
P1010969_1P1010971_1P1010972_1Chart

|

« キャンプ場/Camping site | トップページ | 長くつ下のピッピ/Pippi Långstrump »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« キャンプ場/Camping site | トップページ | 長くつ下のピッピ/Pippi Långstrump »