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窓/Windows

 アパートの窓を開けるときにいつも思うのが、スウェーデンの窓はぶ厚くてしっかりしてるなあということです。それもそのはず、この辺りの真冬の気温はマイナス20度~30度まで下がるので、高気密・高断熱の住宅になっているのです。暖房設備が整っているのはもちろんなのですが、どこの家の窓も二重・三重のサッシになっています。
P1010394_1 スウェーデン住宅の典型は白い窓枠で、私のアパートの場合にはこのように3重のガラスの間にブラインドが収まっていて、窓枠に付いたハンドルでブラインドの調整ができるようになっています。こういうのは日本ではあまり見かけませんね。(これ、ブラインドに埃がたまらなくて良いです。)
 そう思っていたら、昨日、スウェーデン製のサッシの構造サンプルを見る機会があり、また一つ発見をしてしまいました。スウェーデンの住宅の窓枠は、外側がアルミで室内側は木製なのです。白い塗装がしてあるので、てっきり金属かと思っていたのですが、よく見ると私のアパートのサッシも室内側は木製でした。アルミは腐食には強い反面、熱を伝えてしまい結露しやすくなるので、両方のメリットを生かして、外側がアルミ、内側が木製の構造なのだとか。
 日本でも冬になると窓ガラスやアルミサッシの窓枠のところに結露して、ガラスとサッシとの間のゴムにカビが生えたりしていやな思いをしている方がいるのではないでしょうか。最近は日本でも二重サッシなどが一般的になりつつあるかと思いますが、ほとんどは外側がアルミ、内側が樹脂なのではないでしょうか。
P1010373 ネットで調べると、日本でも木製サッシは製造しているらしいのですが、ここまで立派なものは輸入品しかないのではと思います。値段も樹脂製に比べて高価なのですが性能は抜群とか。ただし、ペイントがされているものは、数年に一度ペンキの塗り替えが必要なようです。
 寒い国の住宅は、その気候にあった工夫が細かいところにもされているのですね。それにしても窓までも集成材の木製サッシとは、おそるべし木の文化の国だ。
(※サンプルの写真は左側が外、右側の取手が付いているほうが室内側です。スウェーデンでも規格が2種類あり、内側と外側のガラスの間隔が10センチと12センチの製品があるそうです。ちなみにブラインドが入っているのは、外側のガラスの内側のスペースの広い層です。サンプルはシェレフテオ市内にあるSNIDEX社の製品です。→SNIDEX社のHP

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