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不動産事情/Real estate

 このあたりの不動産事情は少々興味深いです。街の中心には銀行が何軒かあるのですが、その隣には不動産屋があります。時おり、ウィンドーに張ってある広告を見ています。こちらで家を買おうと思っているわけではないのですが、日本とは少々事情が違うのです。
 まず気になるのが、こちらではアパートを探したり、住宅を探したりするのにかなり時間がかかるようです。要するに品薄なのです。そういわれてみると、このあたりでは住宅を新築している現場をあまり見かけません。というのも新築の住宅は非常に高価なのだそうです。職場の人に聞いてみると平均的な住宅を新築すると、2,000,000クローナ(約3,600万円)くらいかかるそうなのです。その値段には土地代は含まれておらず、平均的な広さ900㎡(約270坪)の土地を購入すると、1,500,000クローナ(約2,700万円)くらいだそうです。6,000万円以上もかかるとするとなかなか購入できないですよね。土地の坪単価は10万円程度ですからそれほどでもないかもしれませんが、なにしろ1区画が大きい。また、新築コストも高い。ということで中心は中古住宅市場になるわけなのです。(家族構成などのライフステージに応じて住み替えるのが一般的だそうです。)
 中古といっても、築年数がすごいです。写真の家は1954年建築(築後53年)ですが、こんなのはざらで、1920年代のも少なからずあるのです。90年近いものが中古住宅市場で出回っているのです。日本の住宅の平均寿命は30年程度だそうですが、こちらでは100年近く大事に家を使うそうです。乾燥した気候の影響もあるでしょうが、住む人が自ら日曜大工でペンキ塗りをしたり、内装の模様替えをしたりして長く使うのだそうです。
 このため住宅がストックとして長く価値を持ち続けるわけですから、銀行の住宅ローンもそれほど審査が厳しくないと聞きます。もし返済が困難になっても、抵当に入っている物件を中古市場で売却すればよいのですから。ということで話が長くなりましたが、銀行の隣にはその系列の不動産屋があるそうなのです。
 スウェーデンのサマーハウス事情は次の機会に・・・。
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