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鉄道/railroad

 ここシェレフテオには大小様々な企業があり、色々な業種が存在するのですが、その中でも主力産業といえば鉱業と木材産業です。市街地から30キロほどのところにBoliden(→Google Map)という場所があり、そこには大きな鉱山があって現在も大規模な採掘が行われています。→参照そこでは主に金や銅が産出され、シェレフティオの街の発展を支えてきたそうです。その様子が秩父市の発展を支えてきた武甲山のセメント産業と重なる思いがしてなりません。
 ところで、シェレフテオの中心には線路があり、内陸からシェレフテオ港へとつながっているのですが、私はまだこの線路に電車が走っているのを見たことがありません。聞くところによると、この線路は今では内陸の鉱山から港の近くにある精錬所まで、鉱石を運ぶ貨物の用途でしか使われておらず、旅客には使われてないそうです。一日に4、5本の貨物列車が鉱物を運んでいるだけだそうです。しかし、この線路を十数年ほど前までは旅客電車が走っていたようです。
 そういえば昨日も散歩をしていたときに、Stationsgatan(駅前通り)といわれる通りの突き当たりに駅と思われる建物を発見しました。→Google Mapどうやらこの建物が、かつてシェレフテオ駅として使われていたそうです。未だに建物の前面にSJ(スウェーデン国鉄)のエンブレムがついていました。今では自動車学校などの民間企業の事務所として利用されています。スウェーデン国鉄も今では、日本同様に分割民営化されたそうです。
 それにしてもこの建物、なんとも風情のある素敵な建物なのでした。ちなみに今では公共交通の主力はバス(スウェーデン語でブス)です。しかしながら、バスの営業成績は赤字で、市からも運行に対して補助金が支出されているとのこと。このあたりも、日本の田舎のバス路線と重なる気がいたします。
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コメント

地方都市は世界中どこも大変なんすね。

バスはやっぱり「ボルボ」で、北欧デザインのカラーリングだったりするんでしょうね。

投稿: kurokuro | 2007年5月22日 (火) 08時16分

 鉄道は単なる移動の手段だけでなく文化だ、という考えは先進国のみにある思想で、ある意味先進国の証です。
 発祥の地「イギリス」では、廃線鉄道をボランティアで運営(ナショナルトラスト運動)していますが、あるべき乗り物、身近な乗り物がないと、やっぱり寂しい気がします。日本の鉄道文化(秩父のSL)を、紹介してみてはいかがですか。

投稿: Edamasama | 2007年5月22日 (火) 13時17分

kurokuroさま
 バスもボルボが多いです。路線バスといっても、中長距離は2階建てのいいバスだったりしますね。室内も広いし。

edamasamaさま
 実はこのあたりにも新鉄道網も計画があるらしいのです。もちろん政府が取り仕切っているらしいのですが、スウェーデン北部の都市は、ほとんどが東側の海岸沿いにあるのに対し、鉄道は内陸を走っているので、海外沿いの都市をつなぐ鉄道ができるらしいです。
 ちなみになんで鉄道が内陸に作られたかと聞くと、ロシア軍の侵攻にあっても、簡単に鉄道を壊されないようにするためなのだとか。やはりそういう理由があったみたいです。

投稿: kinta | 2007年5月22日 (火) 13時57分

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